あなたは整形内科って言葉を聞いたことありますか。
えっ、整形外科の間違いじゃないのって?
実は、管理人も整形内科という言葉を見たとき、そう思いました。
しかし、調べてみると、「整形内科」って存在するんですね。
しかも、医療現場では、整形内科は重要な役割を果たしていることもわかりました。
そこで、今回は「整形内科」について記事にしてみました。
整形内科と整形外科の違い
整形外科に訪れる患者で多いのは、肩こりや腰痛に悩む人です。
ところが、手術が必要な方はわずか1%に過ぎないそうなんです。
では、痛みを取るにはどうするのか?
痛み止めの薬を処方します。
これが整形内科の役割です。
つまり、痛みを外科的手術で解消するのが、整形外科。
手術はしないで、薬の処方で痛みを取るのが、整形内科というわけです。
整形内科の役割
整形内科は痛み止めの薬を使いこなす技術が必要となります。
痛み止めの薬は効果があるものがいろいろと出ていますが、正しい服用知識が必要です。
飲み方を間違えると、副作用などの症状が出るからです。
また、重篤な腰痛などの場合、ブロック注射を打つことがあります。
これは星状神経節ブロックと言われる治療法で、痛みを和らげるために麻酔薬を注入した注射を打ちます。
このブロック注射は危険を伴う場合があります。
そのため、エコー(超音波検査機器)で神経節を特定することで安全に行うことができるのです。
エコーは痛みの治療にとても有効で、変形性肩関節症、腱板炎、筋膜性症候群など、多くの痛みを伴う疾患を簡単かつ的確に診断できるとされています。
整形内科と整形外科の連携
整形内科は整形外科との連携で、痛みに悩む患者に対し、より効果的な治療を行うことが可能になります。
たとえば、エコー検査で痛みのカ所を特定し、薬や注射による治療を行っても、効果が出ない場合があります。そうしたときは、次の治療段階へと進む必要があります。
その場合は、リハビリを行う理学療法士、鍼灸師と連携して治療を行うことができます。
それでも、効果が出ないときは、整形外科医と連携して、手術という選択肢を取ることができるのです。
まとめ
ということで、整形内科について解説しましたが、腰痛や肩こりの治療は整形外科だけが行うものではないことがわかって頂けたのではないでしょうか?
それにしても、手術が必要な腰痛や肩こりは1%というのは、驚きでした。
整形外科に通ってもなかなか改善されないという人は、整形内科を探して、診察をしてもらってはいかがでしょうか?
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