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耳抜きできない!ダイビングや飛行機で困ったときの解消法

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ダイビングで水の中にもぐるときや、飛行機で空高く飛ぶとき、
また時にはトンネルに入ったりするだけでも感じる、耳が詰まったような感覚。

この不快な圧迫感をなくすために有効なのが「耳抜き」です。

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耳に圧力を感じるのは、飛行機が上昇して気圧が変化したり、水の中で気圧が変化することで、
耳の中の空気が圧縮されたり、逆に膨張したりする変化によって起こります。

放っておいても問題は無いのですが、時に強い痛みを伴うことも。

特にダイビングスポーツで、深いところに潜れば潜るほど気圧は大きく変化するので、
痛くてダイビングどころじゃない!なんてこともあります。

そのため、耳抜きの方法を正しく身に着けておくことが何より大切なんです。

耳抜きのやり方

まず、息を吸ってから口をしっかりと閉じます。
空気が漏れないように鼻をつまみ、口を閉じたまま
鼻をかむ時のように空気を送り出します。

また、鼻をつまんで口を閉じて、唾液を飲みこむのも有効な方法です。

こうして空気が耳の方へ流れると、“ペコっ”とした感覚が耳に起こります。
これが耳抜きができたという目印となります。

ちなみに、ダイビングするときは、水深が変わるごとに耳に圧力を感じるので、
こまめに耳抜きをするのがポイントです。

耳抜きがうまくいかないときは

小さなお子さんは、耳抜きが上手くできません。
また、鼻炎であったり風邪気味の時は、鼻が詰まってうまくいかないこともあります。

そういった時には、飴やガムが救世主となってくれます。

飴やガムを食べると、口を動かすことで耳の管が大きく広がって圧迫感を軽減できます。

小さなお子さんと一緒に飛行機に乗るときなどには、あらかじめ飴を与えておき、
口をよく動かしてあげましょう。

また、とっさに鼻をつまむのが困難な時は、あくびをするイメージで息を吐くのも効果的。
痛みを感じても慌てずに、冷静に対処していきましょう。

痛みが引かないときは

耳抜きをしても痛みが治まらない、むしろ痛みが強くなってしまう…
そんな方は、耳に何か病気が隠れているかもしれません。

また、気圧の変化によって急性中耳炎などの病気が、突然発症することもあります。

そういった時には、鼻を使った耳抜きを無理に行わずに、
唾液を飲みこんだりして対処しましょう。

耳抜きはダイビングや飛行機での旅には欠かせない動作です。
いざという時に慌てないように、練習しておくのも良いでしょう。

そして、痛みが強い時は無理をしないこと、
その後気になるようなら病院へ行くことも忘れないようにしたいですね。

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