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昔話、童話、おとぎ話の違いをわかりやすく解説します

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皆さんは、昔話、童話、おとぎ話の違いというものをご存知でしょうか?
昔話というと、日本的なイメージがあり、そして童話というと外国の話というイメージがあると思います。

おとぎ話もどちらかというと外国の話のイメージがありますよね。
なので、海外のお話しか日本のお話の違いではないか?と思う方もいらっしゃると思います。

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この三つのお話の違いですが、どういった違いがあるのかということをあまり理解していないという方もたくさんいらっしゃると思います。

これらの三つは意味などが違ってきますし、またそれぞれ成り立ちなども違いますので、ぜひこの機会にこれらの違いというものを知っておいてくださいね。

昔話は作者不明、童話は作者がいる

まずは、昔話というものは、日本昔話などが有名ですね。
「むかしむかし、あるところに」というような定型の語りだしがあるというのがこの昔話の特徴ですね。伝承(フォークロア)となっていますので、作者不明となっています。

そして童話というのは、子ども向けの話というものを意味しています。

この童話の中では、グリム童話だったり、さらにはイソップ童話というものがが有名ですね。
しかし、こちらのグリム童話には、作者がいるというのが特徴です。

こちらのグリム童話というものは、グリム兄弟が昔話などを元にして作っているというものなので、ルーツは昔話となっています。

ですので、同じように、今日の童話だったりの中には、ルーツは昔話であるというものがたくさんあるんですね。

おとぎ話の御伽は「夜伽」で徹夜で語り明かすの意味

さらに、おとぎ話(御伽話)は、昔、御伽衆の語った面白話というものに起源があるとされています。
この御伽という風習そのものなどは別名夜伽(=通夜)にもありますし、古くからある徹夜で語り明かすといった伝統に基づいているそうです。
その晩に話される話というものを夜伽話、そして御伽話とされるようになったそうです。

童話と一見似ているかもしれませんが、まず童話は大正時代に入ってきたとされている「メルヘン」というドイツ語などが「童話、またはおとぎ話」と訳されたというのが始まりです。

おとぎ話の中に童話も含まれる

おとぎ話と童話というののは混同して使われた事もありますので、これらを混同して使ってしまっているという人も多いようですね。
つまり、『おとぎ話>童話』となっていて、広い範囲になると、おとぎ話の中にも童話も含まれていますよ、ということになるのです。

いかがでしたか?まとめると、昔話とは、言い伝えられている物語だったり、さらには民話を指しますが、童話というものは、昔話、民話の中でも子ども向けの物語というものを指すということになります。

さらには、明治以降の創作童話であるとされています。
そして、おとぎ話というのは伝統に基づいていますが、おとぎ話の中に童話が含まれている、ということになるんです。

これらは割と混同してしまいがちですが、実はそれぞれルーツなどが違いますので、ぜひこれを頭に入れておいて、子供たちに教えれるようにしておきたいですね。

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