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パートやアルバイトでも有給休暇をもらえる!その条件と計算法

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この間、コーヒーを飲んでいたら、隣の中年女性のこんな会話が聞こえてきました。
「私なんかさあ、パートだから有給休暇なんてもらえないのよ」
パート先の愚痴をさんざん言った後、こう言ったのです。

すると、相手の女性が、
「あら、パートでも有給休暇もらえるのよ。知らなかった?」

聞いていた僕は思わず「嘘でしょ!」とつぶやいてしまいました。

早速スマホで調べてみたら・・・
本当にパートでも有給休暇もらえるみたいなんです。

しかも、パートやアルバイトだからという理由で、有給休暇を与えないと、労働基準法違反になるらしい。
イヤー恥ずかしながら知らなかった。
あなたはパートやアルバイトは有給休暇をもらえないと思っていませんでしたか?

そこで、さらに詳しく調べてみました。

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労働基準法では正社員とパートやアルバイトの区別はない

そもそも労働基準法には正社員とパートやアルバイトの区別はありません。
いずれも「労働者」と表記されています。

したがって、勤務日数に応じて正社員と同様に有給休暇を与えなければいけないのです。
ただし、若干の条件があります。

パートやアルバイトが有給休暇をもらうには条件がある

パートやアルバイトの有給休暇には取得条件があります。
雇用開始から6ヶ月経過経たないと取得できません。

パートやアルバイトが取得できる有給休暇の日数

週所定労働日数1年間の所定労働日数0.51.52.53.54.55.56.5以上
4日169〜216日78910121315
3日121〜168日566891011
2日73〜120日3445667
1日48〜72日1222333

6ヶ月経てば、週1日の労働でも1日の有給休暇がとれます。
週2日なら3日、週3日なら5日、週4日なら7日となっています。

勤務年数が長くなれば、有給休暇も増えます。
例えば、週3日労働を3.5年勤めれば、有給休暇は10日です。

週に30時間以上、年間217日以上勤務すると、有給休暇は正社員と同じ日数となります。

パートやアルバイトが有給休暇を取ったときの受給額

では、有給休暇を取った場合、受給額はいくらくらいになるのでしょうか。
以下の3つの算出法があります。

①平均賃金から算出
過去3ヶ月の賃金の合計額÷当該期間の総歴日数
②所定の労働時間の労働で支払われる賃金
労働時間が決まっている場合、その時間と時給をかけたもの。
③健康保険の標準報酬日額
標準報酬月額÷30日

上記のいずれかが適用されます。
ややこしそうですが、大まかに言えば、1日分のパート代くらいは出ると考えておけばいいでしょう。

パートやアルバイトには有給休暇はないと雇用主に言われたら?

採用時の条件で、有給休暇はないと言われたら、どうすればいいのでしょうか?
法的には有給休暇が認められているため、きちんと確認した方がいいでしょう。
その回答から雇用側の誠意がわかることもあります。

もっとも、すでに働いている場合は、人間関係が悪くなることもあります。
そのため、なかなか言い出せないこともあるでしょう。
そうした事を考えると、採用前か採用決定の時点で確認することをおすすめします。

まとめ

いかがだったでしょうか。
パートやアルバイトでも有給休暇は権利として与えられています。
中にはそのことを知らない雇用主もいるようです。

有給休暇は労働者の当然の権利です。
困ったときは労働基準監督署の窓口で相談してみるといいでしょう。

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