世の中にはありとあらゆるたくさんの資格があり、
最近でも新しい資格が注目されています。
そのひとつが「ホームステージャー」です。
主婦層にも注目されている、今こそ知っておきたい新資格なんですよ。
では、ホームステージャーとはどんな資格なのかを
もっと詳しく知っていきましょう。
ホームステージングって?
ホームステージャーという資格について知る前に、
そもそも、“ホームステージング”というのはどういったことなのでしょうか?
日本では中古住宅が多く出てきていますが、やはり中古だと
古さが目立ったりしてしまって購入に踏み切れない世帯も多く、
そうなると売りたい側にとっても良いことがありません。
そこで、売却予定にある中古住宅やそのほか物件を、
より高く売れるようにとその価値を高めていくことが“ホームステージング”なのです。
中古の物件の内装、つまり、インテリアのトータルコーディネートや小物に至るまで、
部屋の中を魅力的に演出していきます。
こうすることによって中古物件であってもより高額に、
より売れていく物件にしていくことが目的です。
日本ではまだまだ根付き始めた段階ですが、アメリカなどでは
もう30年以上も“ホームステージング”が行われていて、
ホームステージャーの資格も一般的になり、大きな活躍が期待される職業として確立しています。
ホームステージャー資格の詳細
ホームステージャー資格には、2級と1級があり、
2級を取得していないと1級を受けることができません。
・2級の主な内容
ホームステージングを行う基礎事項と、実際に現場で行っていく方法を得ることができます。
1日の講習を受けるなどによって取得することができ、とても手軽なのが特徴です。
・1級の主な内容
より日本の住宅環境に適したやり方を学ぶ応用資格です。
片づけ方、掃除法から、家具などを搬入・搬出する方法まで幅広く勉強します。
インテリアをより良く演出し、写真などの媒体に残す撮影方法などについても総合的に学びます。
1級の方が、よりプロフェッショナルな資格となっています。
ホームステージャーのメリット
ホームステージャー資格を持っていることで、インテリアのコーディネートに対する知識が
より深いことを証明でき、また住宅販売の仕事にも有利となるので職業の幅が広がります。
そのため、元々インテリアコーディネーター資格を持っている人が、
追加で取得することもよくあります。
また、個人での部屋演出技術を活かした教室を開いたり、
収納アドバイザーなどの資格と併用することで、その道のプロとしても活躍できます。
まだまだ日本では取得人数が少ない資格ではありますが、
これからの住宅売却事情などを考えると、ますます需要が大きくなっていくことでしょう。