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自首と出頭の違いは?わかりやすく解説します

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事件のニュースで犯人が「自首した」「出頭した」という
表現が用いられることがありますね。

どちらも、警察に行くことに違いはありませんが、
実は「自首」と「出頭」には明確な違いがあることをご存じですか?

hannin

一見同じように見える自首と出頭。
しかし、これは犯人の置かれている状況で異なります。

・自首とは?

自首は、罪を犯した人が自ら警察に出向き、
その事実を申告する行為
をいいます。

出向き先は、警察だけでなく、
裁判所や役所など警察など公の場であれば自首となります。

・出頭とは?

出頭は、すでに犯人として捜査対象になっている人が
警察などに行くこと
をいいます。

たとえば、指名手配犯が警察に名乗り出る行為も
「出頭」となります。

つまり、犯人が特定されているか否かの違いです。
前者が「自首」、後者が「出頭」となるわけです。

ちなみに、自首は法律用語ですが、
出頭は法律用語ではありません。

・自首と出頭で罪の重さは変わる?

自首も出頭も警察に名乗り出る点は同じですが、
罪の重さは違ってきます。

裁判などになったときは、
自首の方が罪状が軽減されることが多く、
判決で考慮されます。

一方、出頭は、罪状の重さとあまり関係がないようです。
逮捕されるよりは罪が軽くなると思いがちですが、
裁判ではそれほど考慮されないといっていいでしょう。

ところで、刑事ドラマなどでは、
刑事が犯人に自首するよう求める場面をよく見かけますが、
これは警察が犯人を特定しているため、
正確に言えば、自首ではなく出頭にあたります。

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