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「おいとま」の正しい意味と使い方を知っていますか?調べてわかった日本語の奥深さ

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ケーブルテレビの映画専門チャンネルに何気なくチャンネルを合わせたら、時代劇をやっていました。
夫婦の別れのシーンで、妻が三つ指をついてこう言うシーンがありました。

「おいとまを頂戴しとうこざいます」

これは夫と離縁して実家に帰るという場面だったんですが、「おいとま」という久しぶりに聞いた言葉が引っかかりました。

そもそも「おいとま」って、漢字でどう書くんだっけ?
語源は?由来は?どういう意味?
いろいろと疑問が浮かんできました。

そこで、早速調べてみました。

oitoma

「おいとま」を漢字で書くと「お暇」

おいとまの「いとま」を漢字にすると「暇(ひま)」です。

「おいとまを頂戴する」は「暇をもらう」
つまり、「休ませてもらう」という意味になる訳です。

暇を「いとま」と読む時によく使われる慣用句があります。

「枚挙に暇(いとま)がない」

意味は「一つ一つ数え上げる暇がないほど多い」
「いとま」は「ひま」と同じ意味ということになりますね。

おいとまが「帰る」の意味になるのはなぜ?

おいとまという言葉は日常では以下のような使い方がよくされます。

「そろそろおいとま(暇)させていただきます」

この場合の意味は「帰る」で、謙譲語として使われます。

では、なぜ「おいとま(暇)する」が「帰る」になったのか?

暇だったら帰ることなく、ゆっくりしていけばいいじゃない?
なんてツッコミを入れたくなりますよね。

これは以下のように変化していったと考えられているようです。

「お暇(いとま)する」→「休ませてもらう」→「帰る」

「家に帰って休む」という意味をもっているようです。

暇はもともと「時間をもらう」という意味

ということで、「暇(いとま)」は「休む」「帰る」の2つの意味があることがわかりましたが、そもそもの意味はちょっと違ったようです。

「暇」をもらうは元々は「時間」をもらうという意味で使われてきたようです。

冒頭の時代劇の話で言えば、「お暇を頂戴する」は「時間をもらう」
つまり、「休ませてもらう」→「帰ります」になるのです。

「お暇(ひま)を頂く」という言い方も正しい

「お暇(いとま)を頂く」は「お暇(ひま)を頂く」と使ってもかまいません。
どちらの読み方も正解です。
ただし、意味的には微妙なニュアンスの違いがあります。

夫婦間トラブルで、妻が夫に「実家に帰らせて頂きます」ということがありますね。
この場合は、「お暇(いとま)を頂く」より「お暇(ひま)を頂く」の方がより強い意思表示になります。

また、夫の側から妻に三行半を突きつける場合も「暇(いとま)を出す」というのは、違和感があります。
この場合は、「暇(ひま)を出す」と言った方がぴったりきますね。

「暇」の使い方を間違えると誤解を招くこともある

「暇」はそもそもは「時間」を意味する言葉ですが、使い方を間違えると、思わぬ誤解を招くこともあります。

たとえば、職場で「お暇を頂きたい」と言うと、「休みをもらいたい」ではなく「退職したい」という意味にとられかねません。
これは夫婦間でも同様で、「お暇を頂きたい」は「離婚したい」という意味にもとられます。

使い方にはちょっとした注意が必要ですね。

まとめ

ということで、「暇(いとま)」という言葉について、いろいろと調べてみましたが、いかがだったでしょうか?

もう一度整理すると・・・

○「暇(いとま)」は「休む」「帰る」の2つの意味がある
○「暇をもらう」は元々は「時間をもらう」という意味
○「暇(いとま)」は「暇(ひま)」と読んでも正しい

それにしても、日本語というのはホント奥深いですね。
この機会に正しい意味と使い方を覚えておいてはいかがでしょうか?

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