酵素ダイエットは、1日の何食かを酵素ドリンクに置き換えたり、
またはプチ断食のために酵素ドリンクを飲んで行う短期間のダイエット方法です。
カロリーコントロールができるので、2〜3日で結果が出やすく、成功率が高いと評判です。
しかし、やはりダイエットはダイエット。
自分の努力がものを言います。
中には失敗してしまう人も少なくありません。
失敗してしまったという酵素ダイエット経験者には、様々な原因が潜んでいました。
酵素ダイエット失敗の原因
・空腹感に勝てない
酵素ドリンクを1食分と置き換えるため、空腹感がどうしてもつきまといます。
酵素ドリンクは、栄養素が豊富なため、普通の食事制限とは違い、
栄養バランスに優れているのが良い点です。
しかし、1回あたりに飲む量はとても少ないので、
どうしても次の食事までおなかがすいてしまいます。
それがストレスになると、食欲が爆発してドカ食いしてしまったり、
ちょっとだけと思って間食を取ってしまいます。
これでは、せっかくのカロリーコントロールも意味がありません。
空腹感を減らすために、炭酸水で割って飲んだり、
満足感を得やすい豆乳や牛乳で割る方法がおススメです。
・もともとの食事でリバウンドしてしまう
酵素ドリンクを飲んでいるときはカロリー摂取が減り体重も減ります。
しかし、普段の食事を今まで通り取っていたのでは、リバウンドの恐れが。
元の食事に戻すとしても、食べる量や内容に気を付けなければ、
ダイエットの努力も水の泡になってしまいます。
この場合は、酵素ダイエット中に飲んでいたドリンクの頻度を徐々に少なくし、
普段の食事の頻度を多くしていきます。
すると、カロリー摂取が急激にならないので、リバウンドの可能性も減ります。
・無理をしすぎて体調が悪くなる
酵素ダイエットは、時にプチ断食としても活用されます。
1日だけ、酵素ドリンクだけを飲んで過ごすやり方です。
体の中に食べ物を入れないので、内臓が休養します。
すると、たまったものを排出する方にエネルギーを使うようになるので、
体の老廃物がどっと排出されるのです。
便秘気味である人などは、これだけでも体重の減少が多く見込めるでしょう。
しかし、何事も無理をしてしまっては意味がありません。
急に何も食べなくなると、水分の摂取量も減ってしまいます。
知らない間に脱水状態になっていたということもあり得ます。
また、断食を終えて、急にいつもと同じだけ食べると
内臓がびっくりして吐き気を催すことも。
プチ断食として酵素ドリンクを用いる場合は、体調がいい時のみにしましょう。
そして、断食を終えた後は、おかゆなどの内臓に負担がかからない食事からスタートさせましょう。
酵素ダイエットを成功させるためには、空腹との戦いがポイントになります。
しかし、我慢のし過ぎはリバウンドを呼びます。
そんな時は、昆布やするめなどを間食としてよく噛んでみると、意外と空腹が紛れます。
無理のない方法を見つけて、自分に合った酵素ダイエットをしてくださいね。