子供の視力が悪くて悩んでいるというお母さんはいらっしゃると思います。
学校の眼科検診などで、子供さんの視力が悪いので眼科へ行ってください、と言われた、という方はたくさんいらっしゃると思います。
こうなった場合、とても悩んでしまいますよね。
眼鏡をかけることを勧められたけど、なるべく日中はかけさせたくない、という方もいらっしゃると思います。
視力が回復できたのなら、これほど素晴らしいことはありませんよね。
ネットなどでは、様々な視力回復法というものが色々と取りざたされていますが、この視力回復法というものはいったい効果があるのでしょうか。
さらに本当に効果のあるものというものは存在するのでしょうか。
まず子供の視力が悪い原因の多くは遺伝といわれています。
たとえば、両親ともに近視の場合、こういった場合は子供が近視になる確率というのはなんと8倍といわれています。8倍もの確率で近視になってしまうのですから、ほぼ両親が近視なら何をしても近視になってしまう…ということですね。
いまネットでは視力回復トレーニングだったり、さらにはアイ・トレーニングなどのトレーニング方法があり、色々なトレーニングが視力回復に有効だといわれています。
効果が期待できるのは仮性近視だけ
しかし、こういった視力回復トレーニングが有効となっているのは「仮性近視」という近視になる前の一時的に視力がさがってしまっている状態の場合のみ有効といわれており、本当に近視となってしまい、ある程度進んでしまった場合には、効果がないようです。
ですので、大金をつぎ込んで、こういったトレーニングをたくさんしたとしても無駄に終わってしまった…ということも少なくありません。
ですので、まず目が悪い、といわれた場合にはやはり眼科に行くというのが一番です。
そこで、いまの視力の状態が仮性近視なのか、そうでないのか、というのを見てもらうことが必要です。
さらに、視力回復センターなどもあります。こういった視力回復センターなどでは一人一人に視力回復の色々なトレーニングなどを行っており、ある程度の成果などもでています。こういったところも考えてみてもいいと思います。
そして、ある程度トレーニングをしたり、さらには目薬を差すという方法もあるようです。
しかし、これもある程度までは上がったとしても、また近視が進んでしまう…ということもあるようです。
ですので、あまり期待はしないほうがいいかもしれません。
近視というのは、やはり遺伝的な要因が多く、さらに近年近視の児童はますます増えてきているようです。
しかし、根本的な治療法というものは確立されておらず、こうしたトレーニングだったり、あるいは目薬をさしたりなどといったことで様子を見ていくしかないようなんですね。
さらになるべく近くでテレビや本を見ない、ということだったりをしてなるべく予防をしていくということしかないようです。