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財務省の組織図から見える出世コースと収入をわかりやすく解説します

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森友学園への国有地売却問題で厳しい批判にされされている財務省。

財務省と言えば、日本の省庁の中でもっとも強力な権限を持ち、そこで働く官僚はエリート中のエリートと言われています。

森友問題では、「理財局」「近畿財務局」といった部署が注目されましたが、そもそもどんな組織なのか?
そして、官僚たちの出世コースとはいかなるものなのか?
収入など生涯賃金はどれくらいなのか?

知らないことはたくさんあるのではないでしょうか?

そこで、今回は財務省の組織図から見える出世コースと収入をわかりやすく解説したいと思います。

zaimusyo

財務省とは?

財務省は、日本の行政機関の一つで、国家財政に関わる仕事を行う省庁です。
英語では、「Ministry of Finance」と訳され、「MOF」という略称で呼ばれることもあります。

具体的な任務は・・・

・健全な財政の確保
・適正かつ公平な課税の実現
・税関業務の適正な運営
・国庫の適正な管理
・通貨に対する信頼の維持及び外国為替の安定の確保

財務省が省庁の中で、もっとも権限を持つと言われるのは、その他の省庁の予算を牛耳っているからです。

財務省に入るには?

財務省に入省するには国家公務員試験をパスする必要があります。

国家公務員試験には2種類あります。

・国家公務員採用総合職試験
・国家公務員採用一般職試験

前者は俗にキャリアと呼ばれ、後者はノンキャリアと呼ばれます。

いわゆる官僚と呼ばれる人たちは、国家公務員採用総合職試験を受験し、採用された人たち。
東京大学を初めとする難関国立大学やトップクラスの私立大学出身者が大半を占めます。

2016年総合職の受験者(院卒、大卒)は24507人。
最終合格者は659人。倍率はおよそ37倍でした。

ちなみに、最終合格者のうち、財務省に入省したのは50人
つまり、財務官僚は約490倍の倍率をくぐり抜けた人たちということになります。

このことからも、財務官僚がいかにエリート集団であるかがわかりますね。

財務省の組織図

エリート官庁の財務省ですが、どんな組織なのでしょうか?

以下は財務省のホームページに記載された組織図です。


出典元:財務省ホームページ 

細かすぎてわかりにくいと思いますので、大雑把に紹介しましょう。
(複雑になりすぎないために一部の部署は省略します)

財務省は「本省」と「外局」の2つに分けられます。

本省には「内部部局」と「地方支分部局」があります。

・内部部局

大臣官房
主計局
主税局
関税局
理財局
国際局

・地方支分部局

財務局
税関

今回、森友学園への国有地売却で問題なった理財局と財務局についてさらに詳しく見ていきます。

理財局は本省の内部部局に属します。
大きな批判を浴びた佐川氏はこの理財局長でした。

一方、財務局は地域別に分かれます。

北海道財務局
東北財務局
関東財務局
北陸財務局
東海財務局
近畿財務局
中国財務局
四国財務局
九州財務局

国有地売却には近畿財務局が関わっていた訳です。

では、財務省の中でエリートとされるのは、どの部署の人間なのでしょうか?

財務官僚の出世コースは?

財務省の出世コースと言えば主計局と主税局と言われています。

なかでも、主計局は全省庁の予算編成権を握っているため、大きな力を持っています。

主計局のポストは課長補佐級を主査、課長級を主計官と呼びます。
したがってエリートコースは・・・

主査→主計官→主計局次長→主計局長→事務次官

ちなみに、理財局長は局長ポストの中では中堅クラスと言われています。

財務省官僚の収入

財務省の官僚はどれくらいの収入を得られるのでしょうか?
年次ごとに平均的な役職と収入を見てみると・・・

・入省4年~5年目(20代半ばから20代後半)
役職は係長級で年収は460万円程度。

・入省10~11年目(30代前半)
役職は本省課長補佐で年収は740万円程度。

・入省17~18年目(40歳くらい)
役職は課長で、年収は1,200万円前後。

その後は以下のような出世コースを辿ります。

・20~21年目くらいで本省筆頭課長。
・24~25年目くらいで、財務局の局長。

このあたりの役職までは、同期の60%弱が昇進できると言われています。

・26~27年目くらいで、審議官や次長級。

同期のうち55%ほどが上記の役職に就くことができて、年収はおよそ1,500万円。

・28~29年目くらいで、本省の局長。

局長になれるのは、同期のうち30%ほどで年収は1,700万~1,800万円前後。

・32年目で事務次官、財務官、国税庁長官。

財務官僚の最高ポストは、事務次官、財務官、国税庁長官の三つです。
同期の大半はここまでは出世できず、退職することになります。

こうしてみると、国税庁長官に昇進した佐川氏は財務省の中ではエリート中のエリートと言えます。

官僚は退職後も民間企業に天下りするため、生涯賃金はさらに増えます。
一説には、財務官僚の超エリートの生涯賃金は10億円とも言われています。

まとめ

ということで、財務省という組織と出世コース、収入について紹介しました。
財務官僚の昇進をみていくと、いかにエリートであるかがよくわかりますね。

しかし、当然ながら、その代償は大きく、出世するには想像を絶する激務をこなしていく必要があります。
実際、耐えられず、昇進半ばで退官する人も少なくないようです。

そういう意味では、エリート官僚は果たして幸せなのか?
疑問が残りますね。

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