英語が話せるようになりたい!
これって日本人の永遠のテーマみたいなとこがありますよね。
昔から言われることだけど、日本人って中高で6年間も英語勉強してるのに、なぜ話せないんだろう?
フィリピンなんて日本より教育環境が全然整っていないのに、みんなフツーに英語話すし。
日本って絶対英語教育の仕方に問題あるよね。
中学時代の英語教師なんて全然しゃべれなかったもん。
なんてワケで、そんな英語ダメダメ日本人の間で利用者が増えているのが、オンライン英会話です。
最近はスマホの英語アプリがいくつも登場していて、簡単に英会話が学べるようになってます。
でも・・・
オンライン英会話の効果って疑問を感じません?
自分の周りには、オンライン英会話を始めたという人がいますが、英語がバリバリにしゃべれるようになったという人はいません。
そんな中、ネットで最近よく見かけるのが、「カランメソッド」「DMEメソッド」なる英語習得法。
「英語が4倍のスピードで学べる!」というのが、売りなんだけど、一体どんな学習法なんじゃい?
そこで、「カランメソッド」「DMEメソッド」とはいかなるものか?その違いは?さらに、その効果は?
気になったので、詳しく調べてみました。
目次
カランメソッドとは?
カランメソッドは直接教授法(ダイレクトメソッド)と呼ばれる英語の教え方です。
その歴史は古く、1960年代に英会話スクールの講師をしていたロビン・カラン氏が考案したノウハウ。
カランメソッドの特徴は、相手の質問に対して反射的に答える訓練を繰り返すことで、英語力を身につけるというものです。
日本人は英語をしゃべるとき、一旦頭の中で日本語を英語に変換してからしゃべろうとします。
しかし、そうではなくて、英語の質問には英語で反射的に答えなければ、真の英語力を身につけることができないという考え方に基づいています。
カランメソッドのやりかた
カランメソッドは非常に単純で、原則2つの決まり事があるだけです。
①先生の質問は2回
先生は質問を2回繰り返します。
生徒は質問の内容を瞬時に聞き取り、即答しなければなりません。
日本語で考える時間が与えられないため、かなりの集中力が要求されます。
②質問にフルセンテンスで答える
カランメソッドでは、英語の聞き取りだけでなく、答え方にも決まりがあること。
たとえば・・・
Do you like english?
という質問に対し、
Yesで終わらせるのはNGです。
必ずフルセンテンスで、
Yes, I like english.
と答えなければなりません。
簡単な会話であれば、それほど苦はないのですが、長い会話であればあるほど、ハードになります。
きちんと答えられなければ、できるまでやり直しを求められます。
まさにスパルタ教育ですね。
これによって強制的に英語を身につけさせるのです。
カランメソッドは12のステージがあり、各ステージごとに試験があり、これに合格しなければ次のステージに進めません。
こうして徹底的に英語の訓練をすることで、英語力をネイティブレベルに近づけようというワケです。
以下は、カランメソッドの動画です。
よりわかりやすく知りたい人はごらんください。
カランメソッドの長所
○英語力を強制的に身につけられる
○英会話が不自由なくできるようになる
○ネイティブ並みの実力がつく
カランメソッドの欠点
○レッスンが厳しい
○集中力が要求される
○苦痛に感じてしまうこともある
カランメソッドの口コミ
実際にカランメソッドを実践した人はどんな感想を持ったのか?
ツィッターの投稿を調べてみました。
ネイティブキャンプでカランメソッドを始めました。毎回Revision→New work→Readingで進め、1ステージ終わったらFull stage revisionで最初から復習です。じっくりやるので、頑張って自主トレしない怠け者でもだんだん憶えてきました。先生方ありがとう!
— はらだ (@krjkrjkrjkrj) 2017年8月16日
懲りずにカランメソッド(DMEメソッド)を再開した。相変わらず退屈だし、負荷も大きいけど、今回は続けられるといいなあ。
— まこと。 (@EmotionCreation) 2015年1月5日
カランメソッドでスピーキングと リスニングだけ鍛えられました。読解力語彙力が全くつかないです(笑) カランメソッドのが1人じゃないから 楽しいですよね。
— moco1019 (@mocoenglish1019) 2017年7月21日
ビジネスカラン受講のために早く次のStageに進みたくて1日2コマのコースにしたものの寝不足で体調崩して2日連続休んでしまった。何事も急がば回れ。Haste makes waste. #カランメソッド
— miraihaima (@miraihaima) 2017年7月12日
カランメソッド始めて5日。こんなので本当に分かるようになるんだろうか。でも今日終わりに先生からimproving って言われたから嬉しかった☺️
— り (@tuna_saba) 2017年7月7日
ここ数ヶ月、オンラインでカランメソッド(英語のトレーニング)を受けている。今いろんな学校を試していて各学校ごとに教え方に違いがあることがわかった。ネイティブキャンプが一番いいかも。
— shozoxxx_yosetti (@shozoxxx) 2017年7月4日
日本語でさえ聞いたはしから忘れてくのに、ましてや英会話だとなおさら。カランメソッドもはや挫折しそうだ。でもその反面レッスン受けたくて仕方がないー!
— fuku0913 (@fuku0913) 2017年7月3日
でも今日もカランンメソッド
カランメソッドの中で英語の文法的な説明をしてくれる部分があるんだけど、それがすごく納得がいくというか、新しいというか、そうだったんだみたいなことがあって、英語で英語を習うってまた違った発見があることに気づくのよ#カランメソッド #ネイティブキャンプ— まねきねこ (@manekineko2017) 2017年6月21日
カランメソッドのトライアルレッスン受講。テキストがないからわからないけど聞き流すだけの教材のしゃべるバージョンに思えた。先生の早口に追いつくのにリスニング能力は上がるのは確実だけど、話したい内容に文章を置き換えてすぐに出るようになるものなのかな。今はとにかく頭が疲れたって事だけ
— すーさん (@ttoommoonn) 2017年5月24日
効果を感じている人はいるものの、苦痛に感じている人も結構いますね。 以下は、カランメソッドの正式認定校です。 オンライン英会話ネイティブキャンプ無料キャンペーンを実施中! では、次にDMEメソッドについてみてみましょう。
DMEメソッドとは?
DMEメソッドはカランメソッドを進化させたものです。 歴史はかなり新しく、2007年にポーランドのスクールではじめて採用されたのが始まりとされています。 こう書くと、実績がないと思う人がいるかもしれませんが、現在世界中で採用されていて、30カ国以上に及んでいます。
DMEメソッドのやり方
質問者が2回質問して、回答者が即座に回答するというやり方はカランメソッドと基本的に同じです。 カランメソッドのレッスンを受けてみて、レベルが高くてついていけない人でも、DMEメソッドなら基礎から固めていくことができるようになっています。 また、文法もじっくり学べるようになっているので、スピーキングだけではなく総合的に英語を学んでいきたいという人に向いています。 よりわかりやすく知りたい人は以下の動画をご覧下さい。
DMEメソッドの口コミ
では、実際にDMEメソッドを実践した人の感想をツィッターでみてみましょう。
今までやった練習法の中でdmeメソッド(カランメソッドの進化形)が一番つまらん。もう果てしなくつまらん。いやマジで。これはつまらんのだ。
— セド (@ikaken1986) 2016年5月9日
ずっと逃げていた(9年か10年か知らん)skype lessonを始めた。全く効果を感じないわけではないけれど凄いノロノロペースだ。1か月で70回くらいやった。やってるのはカランの現代版と言われてるDME メソッド。ちょうゆるふわ系レッスン。俺みたいな臆病者でも安心して挑戦できる
— セド (@ikaken1986) 2016年2月17日
@fuzzzzzzi 現在はレアジョブ(フリートークと各種教材)とイングリッシュベル(DMEメソッド)に入っています☆DMMは体験のみですが、私の受けた先生は明るくて熱心でしたし、教材もやりたい!と思える面白いものが沢山あって(しかも増える!)良かったですよ♪迷いますよね~!
— あい (@aisp_0w0) 2015年6月26日
DMEメソッドをはじめて、レアジョブ1+DME1~2レッスン、予習復習他いつもやってること+DME猛復習をしてたら見事体調崩しましたー(^◇^;)まずはリズムを作ることが大事っていうのがよくわかったーー!はんせい!
— あい (@aisp_0w0) 2015年6月25日
2コマ目はイングリッシュベルのDMEメソッドクラス。
先日受けたカランメソッドとの違いが良くわからないけど、カランメソッドって正しいセンテンスで話す訓練になるね。先生が毎回”あなたはできるって知ってるよ”て言ってくれたのが嬉しかった。
— Blackeyesbeautiee (@Blackeyesbeaut) 2014年5月9日
DMEメソッドというのを始めたんだけど、こんな低レベルから?ってくらい簡単なことから始める。でもそれすらも速く正確に答えるのが難しいし、集中力が必要だからとても疲れる。なかなか良さげな気がする so far.
— kojit (@kojit) 2013年9月30日
英語のSpeaing力を鍛えようかなと思って、EnglishbellでDMEメソッドにチャレンジしてみた。でも、25分のSessionを受けただけでかなり疲弊するなこれ。日本語の判断を介さず、脊髄反射で英語で答える練習って感じなので、とても集中力がいる印象。
— 豆大福(通常運転) (@mame_daifuku) 2013年3月10日
終わった・・・DMEメソッド。嫌な汗かいたーーwでも、私には合ってるかもしれないなぁ。ひたすら反復で言わされるのもいいかも。ただ、先生との相性とかあるかな。うーん、今度は違う先生でやってみたいのと、画像が汚くて絵がわかりにくかったのがネックw #オンライン英会話
— rinco@お弁当な日々 (@xrincox) 2012年5月28日
カランメソッドよりは苦痛に感じる人が少ないようです。
そういう意味で、DMEメソッドはカランメソッドの不満や欠点を修正して進化させたプログラムだと言えそうです。
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カランメソッドとDMEメソッドの違いは?
では、ここで改めてカランメソッドとDMEメソッドの違いをみていきましょう。
短くまとめると、以下のようになります。
○スパルタ度
カランメソッド>DMEメソッド
カランメソッドとDMEメソッドメソッドを比べると、DMEメソッドの方が初心者向けです。
にとって授業スピードもややゆったりめで、学習量も多くありません。
○授業スピード
カランメソッド>DMEメソッド
カランメソッドとDMEメソッドメソッドを比べると、DMEメソッドの方が授業スピードは少しゆったりめとなっています。
○教材量
カランメソッド>DMEメソッド
カランメソッドとDMEメソッドメソッドを比べると、DMEメソッドの方が教材の量は少なくなっています。
○文法学習
DMEメソッド>カランメソッド
カランメソッドとDMEメソッドメソッドを比べると、DMEメソッドの方が文法学習の効率が高いと言われています。
カランメソッドが向いている人
カランメソッドは、ハードでもいいから、徹底的に英会話を学んで短期間で一気にレベルアップしたいという人に向いています。
DMEメソッドが向いている人
DMEメソッドは、スパルタ学習はイヤだけど、上達したいという英会話初心者に向いています。
カランメソッドとDMEメソッドはどっちが効果がある?
これまでも説明してきたように、カランメソッドもDMEメソッドも原則的には同じ学習法です。
きちんと学べばどちらも効果があります。
選択に迷ったら・・・
とにかく一刻も早く英語力をアップさせたいという人はカランメソッド。
少々時間がかかってもいいので、着実に英語力を伸ばしたいという人はDMEメソッド。
上記の基準で選ぶといいでしょう。
まとめ
ということで、カランメソッドとDMEメソッドについて、紹介してきました。
どちらも英語学習プログラムとしては非常によくできていて、評判も悪くありません。
英語に自信のない人は、まずはDMEメソッドで英語の基礎能力をつけて、自信がついたらカランメソッドに移行するというのがいいと思います。
どちらの学習法も無料体験できるので、一度試してみてはいかがでしょうか?
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