オリンピック、世界水泳などで水泳選手に注目が集まることが多いですが、この競技では黒人の姿を見ないですよね。なぜ黒人の選手がいないの?と疑問に思ったことは誰しもが一度はあると思います。
そこで、今回は誰もが疑問に感じる「なぜ水泳競技では黒人選手がいないのか」ということについて解説したいと思います!実は意外な理由があったんです。
オリンピックや世界水泳を見ていると、活躍しているのは本当に白人の選手ばかりですよね。
逆に陸上競技やその他の競技などでは黒人の選手は大活躍しています。しかし、水泳選手はほとんどが白人です。これはいったい何故なんでしょう。
黒人の体は水泳に向いていない?
これには様々な理由が考えられます。
まず、黒人には不向きなのではないか?といわれています。なぜなら、黒人の体の構造というのは、ほかの人種とは少し違い、骨密度やら筋肉の質などが水泳に向いていないということがいわれています。
白人、黄色人種、黒人、それぞれ体型だったり、体の構造は違いますよね。
特に、骨密度というのは黒人、白人、黄色人種の順に高くなっているそう。
これらの体の構造は、陸上競技などでは活かされるようですが、水の中ですと、逆に、妨げになってしまうといわれています。
クロールだったり、さらにバタフライ等のキックがうまくはない、ということも言われています。
黒人には水泳の文化がない
さらに、文化的な理由もあります。黒人の間ではあまり水泳というものが文化として根付いてない、ということもあるようです。
歴史的に見て、地理的な面もありますが、水泳をするという文化があまりなく、プールなども白人が主に入るものとされていましたので、黒人が入るということはありませんでした。
要するに過去の人種差別などの歴史により、プールに入るチャンスなどはなく、そういった文化があまり根付いてないということがあるようです。
水泳というものは、元々は、19世紀に中産階級の余暇として始まったもの。
初めに、海水浴が注目されそして、主に白人のレジャーとして海やプールというものが定着したのです。
黒人はその時には締め出される形で、入る機会などはありませんでした。
今ではもちろん、平等が保障されていますが、こうした歴史から、水泳競技においても実績がないのではないかといわれています。
さらに、金銭的な面での理由もあるようです。
水泳ではあまりお金が儲からないようです。
ですので、非常に高額な契約金があるテニスやゴルフなどの様に試合の高額な賞金がないからなのでは、といわれています。
こういった賞品がないと、やはりモチベーションがあがらない、という面があるようです。
さらに、こうした、黒人が多い国などは決して裕福とはいえません。
貧しい国が多いですし、プールなどはメジャーではないので、練習設備がないということも挙げられます。
やはり、こうした事情から、かなりの設備投資が必要となってくる水泳というのは広まりにくいようですね。