少子化が進む日本。
現在は平均出生率が2人を切っていることから
一人っ子家庭が多数派となっています。
また、子供は1人でいいという夫婦への
「男女どちらがいいか」という調査では、
「女の子」という回答が多いようです。
そこで、気になるのが、一人っ子長女です。
あなたの回りにもたくさんいるのではないでしょうか?
一人っ子長女とはどんな性格でどんな特徴があるのか?
知っておきたいという人のために調べてみました。
まずは性格から見たマイナス面とプラス面を
紹介したいと思います。
一人っ子長女の性格のマイナス面
・わがままで頑固
一人っ子で女の子という養育環境もあり、
親の愛情を一身に受けて育ちます。
そのため、わがままで頑固な性格になりやすいようです。
本人はあまり自覚していないこともあるようですが、
気が利かないなど行動に表れることがよくあります。
・マイペースで自己中心的
兄弟がいないため、ケンカしたり我慢したりという経験がありません。
そのため、どうしても自分中心の行動を取ってしまいます。
俗に言う「空気が読めない」子には長女が多いとも言われます。
・妄想や空想癖がある
兄弟がいる子と違い、1人の時間が多いため、
自分の世界に入り込んでしまう子が多いようです。
・親の言いなりになる
干渉し過ぎる親に育てられてきた子は、
自分では何も決められず、親の言いなりになる傾向があります。
一人っ子長女の性格のプラス面
・性格が素直でひねくれていない
兄弟姉妹がいる中で育つと、どうしても比較されてしまいます。
そのため、ひねくれた性格になってしまうことがありますが、
一人っ子長女の場合はそういうことはありません。
親は100%自分に向いているため、
僻んだり嫉んだりすることがないのです。
もっとも、それが逆にわがままだと
言われる原因でもあるようですが、
自己否定することが少ないため、
いい子に育つことも少なくありません。
・好きなことには集中力がある
1人の時間が多いということは、
好きなことには熱中できるという面もあります。
そのため、集中力が高い子も多く、
兄弟のいる子より能力を発揮することがあります。
・孤独に強く、しっかり者になる
1人でいることに慣れているため、
基本的に寂しがり屋ではありません。
特に、親から放任主義で育てられた子は、
自分の考えを持ったしっかり者になるようです。
・他人への気遣いができる
一人っ子長女には自己中心的でわがままな子が多い反面、
他人に対して、心配りができる子もいます。
兄弟がいないため、
人との接し方がわからず、
気を遣おうとするのです。
悪い言い方をすれば、
「他人の顔色をうかがう」ということですが、
トラブルは起きにくいといっていいでしょう。
一人っ子長女の人格は親で決まる!?
ということで、一人っ子長女の性格の
マイナス面とプラス面を見てきましたが、
大事なのは親の育て方だということが
わかって頂けたのではないでしょうか?
可愛さ余って、
好きなことをさせる?
干渉しすぎてしまう?
このどちらかの育て方をするかで、
子供の人格が決まる傾向があるようです。
一人っ子長女を持つ親御さんは
一度じっくり我が子のことを
考えてみてはいかかがでしょうか?