楽しい海外旅行。しかし、現地で困るのが、時差ぼけです。
眠気が襲ったり、体調が悪くなったり、
苦しんだ経験がある人も少なくないのでは?
そこで、時差ぼけの症状を簡単に治せる方法をご紹介したいと思います。
時差ぼけが起きる原因
時差ぼけ(時差ボケ)は、渡航先の現地時間とタイムラグが生じることで、
人の体内時計が狂ってしまうことをいいます。
たとえば、昼に飛行機に乗って現地に着いたときは朝というとき。
身体は寝る時間であるため、眠くなってしまうのです。
時差ぼけになりやすい国
これは日本との時差と飛行時間で決まります。
たとえば、アメリカの西海岸やハワイと日本の時差は
-17時間から19時間ほどです。
飛行時間は7時間から9時間ほどなので、
昼夜が逆転した感覚になり、
体調がおかしくなってしまうのです。
一方、ヨーロッパの場合、日本との時差は-9時間です。
飛行時間は約12時間なので、機内できちんと睡眠を取れれば、
体調を整えることができるのです。
時差ぼけの症状
「昼間にずっと眠気が続く」
体内時計は夜だと認識しているのに、
現地が朝だと、眠気がとれません。
「夜なかなか眠れない」
反対に、体内時計が朝だと認識しているのに、
現地が深夜だと、眠れなくなります。
「頭痛やめまいに悩まされる」
体内時計が狂うことで、頭痛やめまいが起きます。
また、吐き気が起こることもあります。
時差ぼけ解消のための5つの対策
①「日本を発つ時に時計を現地の時間に合わせる」
これによって、機内で睡眠のタイミングを知ることができます。
②「機内食を規則正しい時間に食べる」
食事を時間に合わせて摂ることで、体内時計を調整することができます。
③「機内ではできるだけ水分を摂る」
脱水状態になると時差ぼけがひどくなるため、水分はこまめに補給しましょう。
④「太陽の光を浴びて、身体に朝が来たと教える」
人は、朝日を浴びると、脳に朝が来たことを教えることができます。
⑤「どうしても眠れないときは睡眠薬を飲む」
眠れないときに備えて、睡眠薬を持参するというのもいいでしょう。
無理やり現地の時間に合わせ、眠らないという方法もありますが、
かえって体調を崩してしまうことがあるので、できれば避けましょう。