新入社員として、新しい仕事に、ウキウキしていたあの頃が懐かしく思う今、人間関係や仕事のいざこざから、辞めたいと思っている人も多いでしょう。
その他にも様々な理由はあるものの、社会の中で仕事をする上で、一番ネックになるのが、人間関係であり、実際に働いてみないと、分からない部分も多いでしょう。
体調的な理由で辞める場合もありますが、いざこざの中で辞めるとなると、辞表を書くのも渡すのも、何となく躊躇してしまう所があります。
出来るだけ円満退職する為には、辞表の書き方もとても大事な要素であり、書く内容も大事ですが、出すタイミングもとても大切です。
退職願は通常2週間前に提出
退職願いは、通常2週間前に提出すべきであり、願いを出してすぐに辞めるということは、仕事の引継ぎの面でも、とても迷惑なことなので、絶対に止めるべきです。
人に迷惑をかけながら辞めるのは、円満退職とは程遠いからです。
そして、大事なのが退職理由についてですが、内容は、自分のことだけに絞ること、例え人間関係で悩んでいるということで辞めるとしても、自分のことを理由に辞める内容を書くようにしましょう。
「家庭の事情」や、「自分の夢の為」と言った内容を書くことで、お互いわだかまりなく、自然な形で辞めることが出来ます。
もしも、上司のいじめや同僚との不仲で辞めたとして、そのことを辞表に書いてしまった場合、「○○さんが○○したせいで辞めました」なんてことは、角がたって、後々対立することになりかねません。
その対立のせいで、次の就職先にまで、そのトラブルを持ち込んで、結果的に再就職が破断になってしまう恐れもあるのですから、円満退社はとても大事な要素です。
ですから、円満に退社する為にも、辞表は、実際あった嫌な出来事は書かず、あくまでも自己理由によるものを前提として記入するようにしましょう。
又、辞表は、きちんと紙面で、自筆で書くことが、誠実さを感じやすく、口頭はあまり良い印象を与えないので、止めることです。
自身の字で書いた辞表を直接上司に手渡す
書面にて自身の字で書いた辞表を、直接上司に手渡しをすることで、その場の雰囲気を害せずに、社会人として立派な最後の挨拶をすることが出来るのです。
例え建前だとしても、社会人としてお互い角がたたないように振舞うことは、今後の就職においても、プラスに働くことでしょう。
くれぐれも、嫌いな上司や同僚の前で、嫌な顔をしたり、態度で示すことがないように、常に冷静で、そして辞表も綺麗な丁寧な字で提出するようにしましょう。