皆さんは、背中の痛みを抱えたことはありますか?背中が痛いな、と感じたとき、多くの場合は放っておくか、安静にしておくか、で乗り切ったり、さらには少し横になったり、サロンパスを貼ったり…こういった対処をすることだと思います。
しかし、背中の痛みといっても甘く見ていてはいけません。
背中の痛みには、色々な病気が隠されているという場合もありますし、こういった場合は早期発見早期治療が必要となります。
そこで、背中の痛みの原因や症状、そして病気などを今回はご紹介したいと思います。
色々と背中の痛みに当てはまる症状がある方はぜひ頭に入れておいてくださいね。
背中の痛みの原因は内臓の病気の可能性あり
まず、背中の痛みの原因ですが単なる筋肉の疲労といったものだけではなく、実は肝臓・膵臓などの内臓の病気やさらには外側の骨に異常があったり、脊髄を痛めていたり、さらには椎間板ヘルニアなど様々な原因が考えられています。
そして、それぞれの症状など対応法が異なってきます。
主に外側の骨や神経などの異常であれば、整形外科でわかりますが、肝臓や膵臓等の内臓の病気というものが背中の痛みを引き起こす場合もありますし、さらには背中の右・左どちら側が痛いのかによって、それぞれ予想されるという病気が変わってきますので要注意です。
内臓は外から見ることができません。しかし、言うまでもなく非常に体にとって大切な臓器となっていますのでこうしたシグナルをしっかりとみるようにしましょう。
背中の痛みには、まず、椎間板ヘルニアなどが考えられます。さらには、脊髄損傷だったり、あるいは骨折などをしているといった場合もありますので、要注意です。
痛みの部位によっては悪性腫瘍、ガンの可能性も
また、痛みの部位によっては悪性腫瘍だったりする場合もあります。
さらには、重いものでは、癌が考えられます。
たとえば、すい臓がんなどの進行期の症状として、主に、背中の痛みがあります。
これは主に、がんが、膵管を圧迫することというのが原因で起こってしまうと考えられています。背中が痛むとすい臓がんを心配するというひとは結構な割合でいるようです。
内臓の病気には、そして狭心症、さらには膵炎、尿管結石、などといった病気も場合によりは考えられます。
これらの様々な全身の病気だったり、異常によって、激しく背中に痛みを感じる場合もありますので要注意です。
もしもたとえば、こういった背中の痛みが長く続くようであれば、放っておいては絶対にいけません。
たとえば、整形外科などにまずかかりましょう。
そうすれば、骨折だったり、さらにはヘルニアであったりすれば発見することができます。
しかし、整形外科にかかっても異常などが特に見られなかった場合には、ぜひ内科、そして消化器科などを受診するようにしてみましょう。
そうすると思わぬ内臓の病気が隠れているという可能性があります。
場合によっては、すい臓がんの発見などにつながる可能性があります。
背中に痛みを感じた場合はまずは病院に行くことをおすすめします。