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防災士とは?試験の難易度と合格率、就職に役立つ?

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異常気象や地震など、日本では大きな災害がいつやって来ても不思議ではありません。
こうした中、注目されるようになってきたのが「防災士」という資格です。

防災士とはいかなる資格なのか?
どんな試験を受けるのか?
難易度や合格率は?
そして、就職には有利になるのか?

防災士にまつわるいろんな疑問について調べてみました。

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・画像引用元:日本防災士機構

防災士とは?

防災士は、防災の意義、知識、技能を持っている人たちのこと。
1995年に発生した阪神淡路大震災の教訓から「民間の防災リーダーを養成する」という目的で創設されました。

防災士は定められた講習を受け、認定試験に合格すれば、防災士に認定されます。

防災士は国家資格ではなく、NPO法人日本防災士機構による民間資格です。
第1回の資格取得試験が行われたのは、2003年7月。
2017年4月末の時点で、130424人が資格を取得しています。

防災士の活動

防災士の主な活動は、地震や水害、火山噴火、土砂災害などが起きたときに、公的機関や民間組織、個人と力を合わせて、避難や救助、救命、避難所の運営などの活動に当たります。

また、平常には防災知識や技能を活かして、啓発活動や防災計画の立案なども行います。

防災士の講習と試験

防災士の資格を取るためには、日本防災士機構が認定した研修期間、または自治体や大学教育機関が実施する研修を受けて、履修証明を受ける必要があります。
講習は自宅学習と会場講習(2日間)の二本立てでです。

資格取得試験は会場研修後に実施されます。

試験内容は防災士教本内から30問(三択形式)出題されます。
試験時間は50分で、21問以上正解で合格です。

資格取得に必要な費用は以下の通りです。

・防災士研修講座受講料 49000円
・防災士資格取得受験料 3000円
・防災士資格認証登録料 5000円

防災士資格取得については、助成制度もあるので、各自治体に問い合わせてみてください。

防災士試験の難易度・合格率

防災士試験は三択問題で70%以上の正解で合格なので、難易度はかなり低めです。
合格率は原則非公開ですが、平成23年のデータでは、合格率98.3%
受講さえすればほとんどの人が合格すると考えていいでしょう。

防災士資格は就職に有利になる?

防災士資格を取る人は、行政や企業の防災担当者、学校関係者、警察官、消防団員など様々。
学生や主婦、自営業者などの資格取得者も多く、幅広い年代にわたっています。

気になる資格と就職の関係ですが、正直持っていると、格段有利になることはありません。
すでに就いている仕事に役立てるため、防災士資格を取る人が大半です。

防災士の資格を持っているからと言って、就職や転職のアピールにはならないと考えていいでしょう。

ただし、直接の仕事にはつながらなくても、防災士の資格を持っていれば、地域などでの防災活動に役立ちます。
地域ボランティアなどの活動を行っている人は資格取得を検討してみてもいいのではないでしょうか。

まとめ

ということで、防災士について解説しました。
講習料はそれなりの金額が必要となりますが、資格取得の難易度も低く、資格を取るという目的であれば、ほとんどの人が合格できます。

誰でも取れるため、資格のありがたみが少ないと思うかもしれませんが、今後大きな災害が来ることを考えれば、将来的には有望な資格になる可能性もあります。

防災の知識や技能を身につけたい方は、資格取得を検討してみてはいかがでしょうか?

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