ぎっくり腰になってしまった!という方は多いと思います。ぎっくり腰はつらいですし、できるだけ早く治したいですよね。
最近は、若い人でも腰を酷使することが増えてきましたので、ぎっくり腰になる方は増えてきているようです。
いきなりぎっくり腰になってしまった場合、本当に大変ですし治療を速やかにしたいですよね。
そこで、ぎっくり腰の治療は、冷やすのか、温めるのかどちらが正しいのか皆さんはご存知でしょうか。
たとえば、ねんざの場合は冷やすことが多いですよね。さらに、足をくじいた場合なども冷やすことが多いです。
しかし、腰を冷やすというのは、なんだかあまり腰に良くなさそうな気もしますよね。
腰を冷やすとおなかも冷やしてしまいそうですし、ぎっくり腰にはあまり良くないのでは…と思う方もいらっしゃると思います。
そこで、今回はぎっくり腰の治療において、冷やすのか、温めるのか、どちらが正しいのか、ということをご紹介したいと思います!
これを知っておけば、いざなったときに安心ですね!
ぎっくり腰は冷やすのが正解
まず、結論から言うと、冷やす!というのが正解のようです。
温めるか、冷やすかということについては様々な意見があり、また医師によっても意見が多少ばらついていたりもするようですが、まず冷やす、ということをしていると間違いがないようです。
つまり、ぎっくり腰になってしまった場合は、応急処置としては、まず安静にすることというのは第一ですが、そのほかには、動かないこと、そして患部を冷やすことということなんです。
よく、腰を温めたほうがいいだとか、お風呂にゆっくりつかるのが良い、ということはよく聞きますが、それはなぜかといいますと、ぎっくり腰になる直前までは温めた方がいいとのこと。さらに、ぎっくり腰の炎症が完全に治まった後に温めたほうがいいようです。
まずは、ぎっくり腰になってしまった場合は、何かの違和感を感じて、そしてその後痛みが起きるということになると思います。
そういった場合は、多かれ少なかれ、腰の内部、中では見えなくても炎症が起きていますから、まずはその炎症を最小限に留めることが必要となります。
炎症をまずは抑えること。そして炎症を抑えたうえで、周りに痛みなどが拡がらないようにするというのが正解なんです。
こうすることにより、まず、重症のぎっくり腰の場合でも安静にして、患部を正しく冷やすことにより3日ほどでこの急性の炎症は治まるようです。
さらに、軽いぎっくり腰の場合であればそこまでの時間はかからないで回復するとのことです。
温めるなら痛みが出る前
回復したのなら、まず、温めたりほぐしたりするのはその後からにしましょうね。
本来は、ぎっくり腰が起きる前に、まめに腰は温めるというのが正解となっています。
基本的に、重いものを持ったとか、そういったことでなくても、人間の腰には本来はずっと負荷がかかっています。
こういった腰の負担を減らすためにも、まずは温めるなら痛みが出る前に予防をすることが大切です。疲れた腰の血行を良くしておきましょう。