運動不足と過食がたたってか、体重が5キロ近く増えちゃいました。
半年ほど前までダイエットをしていて、3キロほど落としたんですが、その時より太っちゃうという最悪の事態になりました(苦笑。
これはさすがにヤバイということで、ダイエット法をいろいろ調べてみました。
過去の経験から食事制限でやせると、必ずリバウンドしちゃうんで、カロリーオフ食品やダイエットドリンクを探すことにしました。
実際にスーパーやコンビニ行ってもカロリーゼロ、糖類ゼロをうたった食品が一杯並んでいます。
これらの食品について調べていて、行き当たったのが、「スクラロース」という人工甘味料の存在。
このスクラロース、一緒によく検索されているのが「危険性」「副作用」という言葉なんですね。
とても気になったので、「スクラロース」について、詳しく調べてみました。
目次
スクラロースは砂糖の600倍の甘さ
スクラロースは砂糖をベースにした人工甘味料の一種です。
その甘さは何と砂糖の600倍なんだとか。
日本では1999年7月に食品添加物に指定されました。
一般向けには市販されておらず、食品加工メーカー向けの食品添加物です。
現在アメリカでは何千種類もの食品にスクラロースが使われているそうです。
スクラロースは農薬の研究過程で偶然に発見されたという話もあります。
これはあくまでも噂で事実関係は定かではありませんが、危険視する専門家は少なくないようです。
人工甘味料はもともとアスパルテームという物質が主流を占めていました。
しかし、アスパルテームの危険性が指摘されるようになり、代わりに登場したのが、スクラロースだったのです。
食品にスクラロースの使うのはなぜ?
食品メーカーがスクラロースを使うのは、カロリーを増やさず、甘みを増やすことができるからです。
ダイエットをしていると、無性に甘い物を食べたくなるときがありますね。
そんな時にスクラロース入りの食品や飲料を口にすれば、欲求を満たせるという訳です。
実際、痩せたい人にとって、カロリーオフという言葉は魅力的です。
そうした表示を見ると、ついつい手にとってしまいがちですもんね。
これは食品メーカーにとっても好都合で、結果的にスクラロースを使うことになるのです。
スクラロースはどんな食品に入っている?
ローカロリーやカロリーゼロをうたったものの多くにスクラロースが使われています。
たとえば、炭酸飲料、スポーツドリンク、エナジードリンクなど。
さらに、ダイエットに良いと言われるヨーグルトやドレッシング、シリアルなどの食品にも含まれています。
スクラロースがもたらす副作用は?
スクラロースの人への副作用で立証できるものは、現在のところ報告されていません。
ただし、ラットを使った動物実験では以下のような副作用が出たそうです。
・成長の遅れ
・赤血球の減少
・甲状腺の機能低下
・肝臓細胞異常
・卵巣の収縮
さらに、常習的に摂取すると、白血病や血液のがんの発症リスクを高めるという研究報告もあります。
ただし、スクラロースは摂りすぎなければ問題はないという研究者もいます。
データに裏付けされた健康被害が報告されていないからです。
あまり神経質になりすぎるのもよくないということなのでしょうが、今やスクラロース入りの食品を一切摂らないというのは、ほぼ至難の業です。
そこで、普段の生活でスクラロースの摂取を減らす方法をご紹介したいと思います。
スクラロースの摂取を減らすには?
一番簡単な方法を食品や飲料を買う前に原材料の記載をチェックすることです。
原材料の欄をみると、糖類やブドウ糖などといった項目が書かれていますよね。
スクラロースについても記載があるかどうかをみましょう。
ただし、スクラロースが入っているから完全にNGという訳ではありません。
一般的に、原材料は多く含まれている順に記載されています。
そのときにスクラロースが初めの方にあるものはできるだけ控えるようにしましょう。
甘み成分が必要な場合は、生ハチミツやメープルシロップなど、自然甘味料で補うように心がけてください。
まとめ
今回の記事では、スクラロースの危険性と副作用についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
一般的にダイエットというと、すぐにカロリーを減らすことを考えてしまいます。
そのため、カロリーオフ食品が世の中に大量に出回る訳ですが、勘違いしがちなのは、低カロリー=ヘルシーと思い込んでしまうことです。
確かに、カロリーを減らせば、体重は減りますが、健康を害することになっては意味がありません。
そのためには、人工甘味料や食品添加物についてある程度の知識をもつ必要があります。
管理人も自分の身体は自分で守るしかないという自覚を持ってダイエットを実践してみようと思います。
でも、痩せられるかなあ・・・