小学校1年生の音楽の教科書に載っている、「一年生になったら・・・」この歌の歌詞の中に、一年生になったら、友達百人出来るかな?百人で食べたいな。富士山の上でおにぎりを。
このおにぎりは、みんなが大好きな食べ物であり、普通にお茶碗に盛られているごはんはあまり食べたくなくても、塩で握って、海苔で巻いたおにぎりは、最高に美味しいごちそうです。
富士山の上で、景色と空気の綺麗な所で食べたら、一層美味しく感じること間違いありませんね。
ところで、白いごはんを握ったものをおにぎりと言いますが、その他に、おむすびという言い方をする場合もあります。
これは一体何がどう違うのかって知っていますか?
実はこれと言った確実なる理由はなくて、様々な説があるのが現状です。
例えば、地域によって違う呼び名であるということ、東京や神奈川では、おにぎりと呼ぶのに対し、東海道の方になると、おむすびと呼ぶところもあり、この説がとても濃厚とされています。
おにぎりとおむすびの違いは諸説あり
勿論、他にも様々な理由があります。
おむすびは、昔、山に神が宿るということから、三角形に握ったものをおむすびで、どんな形でもOK、よく関西の方で見かけられる俵型のおにぎりこそが、おにぎりと言うのが、通常であるとされています。
しかし、これが全ての正解ではなく、実はおにぎりやおむすびには、専門の協会が存在するのです。
それは、「日本おにぎり協会」と言われ、協会側の見解では、特に限りはなく、自身が呼びやすい方を、自身で分けて呼ぶようにすることを推奨しています。
昔は、おにぎりやおむすびは、自宅で作る物、という認識が強かったのですが、最近では、全国にコンビニが存在し、24時間いつでも利用でき、そしておにぎりやおむすびが販売されている為、家で作る家庭が減ってきた感があります。
各コンビニによっておにぎりと呼んだり、おむすびと言う呼び名に統一しているのですが(中には、おにぎりとおむすびが混在している店舗も)、どちらに関しても、特に形にこだわりがなく、こうなると、昔は、形状によって違い分けしていたのですが、今では特に限りがないというのが現状のようです。
海苔に関して使い分けしている所もあり、例えば、海苔がぱりぱりしているタイプがおにぎりで、そうではないものがおむすびという見解についても、根拠があるわけではなく、単にお店側の使い分けであるようです。
結論から言うと、おにぎりもおむすびも、特に境はなくて、その場のニュアンスで使い分けている場合が多いということですね。