よく、おならを我慢しなければいけないシーンというのはありますよね。
外出先や、誰かと会っているとき、大事な打ち合わせの時、会議中、さらには通勤の時間など…ほとんどのシーンで我慢しなければいけないと思います。
しかし、おならを我慢するというのは実は体にはとても危険だということはご存知でしょうか?
体に良くないだろうな…となんとなく思っているという方はたくさんいらっしゃると思いますが、詳しくはご存知でない方も多いのではと思います。
そこで、おならを我慢することにより、体に起こる健康被害などを今回はご紹介したいと思います。ぜひ頭に入れておいてくださいね。
おならを我慢しすぎると本当に危険で、要注意なんです。
まず、おならを我慢すると、当たり前ですが、おならのこのガスが腸内に溜まってしまうということになります。
すると、腸自体を圧迫するということになっていまいますし、さらに膨れた腸が近くの膵臓などといった臓器へと負担を掛けてしまうといった現象が起きてしまうんです。
そこで、どういった症状が出てしまうのかというと、まずは腹痛の原因となってしまうことが多いです。
さらに、腸に溜め切れなくなっていったおならというのは、腸壁を抜けそして血液の中へと溶け込んでいくのです。
体臭・口臭が強くなる
すると、臭い成分が多い場合、その場合は肺から臭い息などが出る事があります。さらに皮膚にも成分がまわったりして体臭が酷くなったりする事もあります。なので、こうなると息などもくさくなります。
おならを我慢したら、臭くない、と思いがちですが、実は口などからおならが出ているという状態になるんですね。
これらの症状ならまだましですが、ひどい場合だと、なんと腸の働きが悪化していまい、大腸がんの原因となってしまったりする悪玉菌が生まれるということもあります。こうした悪玉菌を排除するために、免疫が過剰となることもあります。
大腸がん・肝機能障害の原因になることも
そうなると免疫過剰となることからアレルギーなどの症状が出やすくなるとも言われています。
さらに、腸からなんと肝臓に悪影響のあるという成分といったものが流れ込んでしまうので、肝機能に障害が出てしまうこともあるようです。
腸が原因なのに、ほかの臓器にまで影響が及んでしまうということなんですね。
さらには、腸の機能低下にもつながることもあるそうです。腸の機能が低下すると、胃腸の調子が悪くなったり、潰瘍性胃腸炎などの難病とされている病気の原因になることもありうるといわれています。こうなると、婦人病などの婦人科系の病気にもなり易くなるといわれています。
本当にたかがおならを我慢するといっても、これだけのことが起こり得るのですから、怖いですね。
いかがでしたでしょうか?たかがおならを我慢するなんて、たいしたことないじゃない、と思われがちかもしれませんが、実際はそんなことはなく、本当に体に悪いんです。
あまりおならを無理に我慢することは禁物です。ぜひこれらのことを頭に入れておいてくださいね。