就職活動をする中で避けては通れないのが面接です。
面接というと、質問をされたことに対してすんなりと答えられるかどうか、
という点に注目が行きがちですが、
そんな中で今トレンドとなっている面接の手法があるのです。
それが「コンピテンシー面接」です。
コンピテンシー面接とは?
聞きなれない言葉ですが、簡単に言うと
「就活生が質問に対して答えた内容に、
どんどん面接官が突っ込んだ質問を返してくる」という面接です。
コンピテンシー面接では、1つの質問に対して嘘の回答をしてしまうと、
その先の質問にも嘘で答えていかなければならず、
やがて辻褄が合わなくなってしまいます。
コンピテンシー面接の質問例
例えば、
・質問「大学時代はどんなサークル活動をしていましたか?」
・答え「テニスサークルです。」
↓
・質問「テニスサークルではどんな成果がありましたか?」
・答え「サークルでは試合にも積極的に参加し、準優勝することができました。」
↓
・質問「準優勝したことで気持ちの変化はありましたか?」
・答え「はい、この時から私は〜〜」
↓
・質問「その気持ちによって、生活に活かしていることはありますか?」
・答え「私は普段から〜〜」
と、このように、どんどん質問が連鎖していくのが、
コンピテンシー面接の特徴です。
もし、やってもいないサークル活動を答えてしまえば、
そこからはどう答えていいか解らなくなりますよね。
これにより、嘘をつかない、本当の姿を面接官に見せることになり、
企業側に自分の想いを正直に伝えることができるのです。
この時、質問を繰り返す中で
面接官がチェックしているのが、以下のポイントです。
・過去にその行動をとった動機が具体的に話せているか
・その行動を起こした気持ちが習慣となり、現在身についているか
・嘘を言っていないか
・その行動を実際に今後再現する力はあるか
コンピテンシー面接の対策法
コンピテンシー面接の対策を具体的に取っていくのなら、
このポイントを押さえた面接の練習をするのが最適です。
社会人の先輩に面接官役になってもらい、自己PRや志望動機、
学生時代の活動などに対して、どんどん突っ込んでもらいましょう。
それに答える際に、上で挙げたポイントを押さえた答えができているのかを、
自分自身での確認も行いつつ、面接官役にチェックしてもらいましょう。
最初はスラスラと答えるのが難しいでしょう。
しかし、自分が用意したPRにどんどん突っ込みを入れてもらうことによって、
答える能力や、それをアピールする話し方が身についてきます。
また、いくつかの自分の答えに対して、想定される質問返しを考えて、
答えを作ってみるのもいい練習になります。
できるだけ具体的に答えることを念頭に置いて、
念入りに練習を積んでおけばコンピテンシー面接も怖くありません。
自分自身の想いを、過去の行動をどう話して伝えていくか、
しっかりと練習しておきましょう。
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