お酒をたくさん飲むという人は、積極的に取っておきたい栄養素があります。
それが「オルニチン」。

テレビやネットの広告などで「オルニチン」という名前を見ると、
なんとなく体に良いものだ…ということが解るかと思いますが、
オルニチンには一体どんな効果が期待できるのでしょうか。

なんとなくこんな効果があったような…という人は多いかと思いますが、
今回はそんなオルニチンについて詳しくまとめていきたいと思います。

肝臓の働きを助けるオルニチンの効果

オルニチンの効果は、

・肝臓の解毒作用を強化する
・二日酔い（アルコールの影響）をやわらげる
・基礎代謝を上げる
・筋肉を強く成長させる
・細胞分裂を活性化させる
・成長ホルモンを分泌する
・肌代謝を良くする

などなど様々です。

まとめてみると、どれも体に良い働きばかりですね。

オルニチンとは？

そもそもオルニチンはアミノ酸の一種で、主に肝臓の中ではたらきます。
肝臓は、体内で有毒な物質を解毒したり、アルコールを分解したり、
疲労物質の発生を軽減するなどの働きをもっている器官。

そのはたらきを、オルニチンが助けているということなんです。

特に有名なのは、アルコールの分解を助けて、
二日酔いを防ぐと言う効果ではないでしょうか。

お酒を飲む前にオルニチンを摂取しておくと、
二日酔いの症状が出にくくなったという実験結果もあるんですよ。

また、激しい運動をした後や、
疲れがたまってきたと感じた時にも、オルニチンは効果的。
疲労物質を溜まりにくくしてくれるんです。

「しじみ」を食べるのがオススメ

そんなオルニチンを効率よく取り入れるには、「しじみ」を食べるのがオススメ。
しじみ１００ｇを食べると、オルニチンを１５ｍｇほど摂取できます。

マグロにも多いのですが、
同じ量のマグロを食べてもオルニチンの量は７ｍｇほどと、
しじみの足元にも及ばないという結果が。
ほかに、チーズなどにも含まれていますが、やはりしじみが一番なんです。

と言っても、体内で効果的に働くほどの量は、しじみだけでは補いきれません。
サプリメントなどでも摂取していくのが最もおススメの方法です。

オルニチンの副作用

ここで気になるのはオルニチンの副作用。

オルニチンは１日５００〜１０００ｍｇの摂取が推奨されています。
これを守っていれば過剰摂取にならないので、副作用が起こることはありません。
また、オルニチンで副作用が起こるという報告はかつて無いので、
安心して取り入れることができるでしょう。

あまり神経質にならず、適切な量のオルニチンを、
サプリや食事で積極的に取り入れていきましょう。