受験勉強、特に大学受験に向けての勉強に関しては、
心も体も疲れ果ててしまうほど、集中力を使うことでしょう。
しかし、勉強するときに集中するコツさえつかんでおけば、
必要以上に疲労することなく、スッキリと終ることができます。
そのコツをこちらでご紹介していきたいと思います。
・次の日にやる内容は前日に決めておくこと!
大学受験の様に、長期間かけて一つの目標に向かっていく場合、
勉強の計画を立てることが大切です。
でも、長期的な計画を立てるのが苦手だという人も多いですよね。
そんな時は、次の日にやることだけでも決めておくと、
勉強する時間を有効に活用できます。
「何からやろう?」と考える時間が集中力を欠き、
さらに次々と必要のないことが頭に浮かんで来てしまいます。
この無駄な時間をなくすためにも、次の日にやることを箇条書きにしておき、
終わったら線を引いて消していくなど、やるべきことをハッキリさせておきましょう。
・部屋の掃除ではなく、机の上の掃除をすること!
勉強を始めようとすると部屋の掃除をしたくなるもの。
参考書などが散らかっている場合は、掃除は必須項目です。
ですが、部屋全体の掃除をしても、勉強をするのは机の上でだけ。
時間がもったいないので、片づけるのは机の上だけにしましょう。
机に用意するものは、勉強に関係あるもののみ。
それに加えて、時間が見れる時計を置いておきましょう。
携帯電話やスマートフォンは、メールなどを見たくなってしまうので離れたところに、
サイレントモードで置いておきます。
こうすることで、集中力を増すことができます。
・なかなか勉強が始められないときは、目標を小さくすること!
いざやることも決まって、今日の分にとりかかろうとしても、
なかなか手を付けられない。
そんな時は、目標をさらに小さく決めます。
例えば、「今からこの1問だけ解く!」とか、
「最初の1文だけ読んでみよう!」などです。
こうしてこれを達成すると、次に問題に取り掛かれますし、
自然と次の文章に進めたりするんです。
どうしても最初の一歩が出なくて時間が過ぎてしまうときは、
目標の中のさらに小さなゴールを決めてみてください。
・だらだらと続けないこと!
勉強をする時間は長い方がいいものです。
しかし、休憩をとる間隔は短い方がより集中力がアップします。
30分〜1時間ごとに区切り、トイレに行ったり、飲み物を飲んだりなどして、
気持ちに区切りをつけながら行うといいでしょう。
ただし、休憩も長すぎるのはNGです。
長い休憩は昼食や夕食のみとし、
それ以外は15〜20分の休憩をこまめに取っていきましょう。
集中できる環境を自分で作り出し、
集中できるやり方を見つけるのは、最初は難しいかもしれません。
でも、コツはとっても簡単です。
負担になり過ぎないように1日の目標を設定し、さらに細かい時間配分で行う事。
これだけで、集中力は格段にアップして、勉強の効率も上がっていきます。
時間を有効に使って、中身のある勉強を進めていきたいですね。