パソコンの起動が遅い、動作が重いというのは、パソコンを使っていると最も直面しやすいトラブルの一つです。
ウイルス、スパイウェアに感染しているなどのパソコンの不具合や、常駐プログラムが多いなど、原因は様々ですが、今回はフリーソフトを使った対策として、おすすめの5つのソフトを紹介していきます。
1.CCleaner
PC をクリーンにできる人気のクリーナーソフトです。
パソコンを使っていると、自然にゴミがたまってしまいます。
そのゴミをきれいに掃除し、パソコンを快適な速度に保つことができるようにするクリーナーソフトです。
具体的にはブラウザーのキャッシュファイル、クッキー、履歴、最近使ったファイル、ごみ箱、テンポラリファイルなどの整理、レジストリの不要なエントリのクリーンアップ、「プログラムの追加と削除」のすでに存在しないソフトウェアのエントリ情報の削除、スタートアップで自動起動するプログラムエントリの削除などを行うことができます。
面倒な設定はなく、ボタンを押すだけの簡単操作です。
海外製のソフトウェアですが、日本語で利用することができるため、非常に使いやすく人気のある定番クリーンアップソフトです。
2.Advanced SystemCare Free
Windows を丸ごとクリーンアップできるトータルシステムメンテナンスソフトです。
レジストリのクリーンアップ、マルウェア/スパイウェアの削除、不要ファイルの削除、脆弱性のスキャンやハードディスクエラーのスキャンなどを簡単に行えます。
他にもファイルを復元できないように消去する「ファイルシュレッダー」、スタートアップを最適化する「スタートアップマネージャー」、空フォルダーを検索、消去する「空フォルダースキャナ」など20以上のツールを搭載しています。
3.Easy Cleaner
パソコンの総合クリーンアップツールです。
無効なレジストリの削除、プログラムの追加と削除に表示されている無効なエントリの削除、不要なショートカットの削除、クッキーの削除、履歴の削除、スタートメニューの最近使ったファイルの削除ができます。
他にもスタートアップの管理や、ディスクの使用状況をグラフ表示することができます。
こちらも海外製ですが、初回起動時に「Language」を「Japanese」に選択すると、日本語にすることができます。
4.Wise Registry Cleaner
レジストリの不要なゴミを削除してくれるレジストリクリーンアップツールです。
「スキャン開始」ボタンをクリックすると、レジストリの問題点、不要なエントリ(登録情報)を次のように検出します。
・緑アイコン:「安全に削除可」 ⇒ 削除しても問題ないと思われるエントリ。
・黄色アイコン:「注意が必要」 ⇒ 不要と思われるが削除すると問題が発生する可能性のあるエントリ。
「クリーン開始」ボタンをクリックして、検出した不要なエントリを削除できます。
自動的にレジストリのバックアップを取っておいてくれるので、「復元」ボタンからレジストリを元の状態に戻すことができます。
他にも、Windowsの起動/シャットダウンを高速化する「システムの最適化」、レジストリの再配置を行う「レジストリデフラグ機能」、定期的にクリーンアップを行う「スケジュール機能」が用意されています。
5.X-TUNE
ワンクリックでインターネットアクセスの最適化やシステムの高速化、メモリ最適化を行えるフリーソフトです。
また、上級者なら自分で細かな数字を決定し、より高速化にもチャレンジできます。
メインパソコンにはX-TUNEを常駐させてメモリの最適化を自動で行うと便利です。
これらはすべてのフリーソフトなので、もちろんどれも無料です。
パソコンに入れておくと便利だと思います。