イスラム国問題が深刻化する中、
中東シリアでの空爆のニュースが最近よく報じられます。
こうしたニュースで出てくるのが、
戦闘機と攻撃機という言葉です。
同じ軍用機であるはずなのに、
どこが違うのか?と疑問を持つ人もいるのでは?
そこで、戦闘機と攻撃機の違いを調べてみました。
戦闘機とは?
戦闘機は敵機への攻撃が主体の軍用機です。
つまり、敵機と戦い、撃ち落とすのが主任務となります。
攻撃機とは?
攻撃機は地上の部隊や海上の艦船に攻撃を仕掛けるのが主任務です。
つまり、攻撃機の対象は戦闘機ではないのです。
戦闘機と攻撃機の違いは?
戦闘機は攻めてくる戦闘機が主な攻撃対象となります。
また、攻撃機を守るのも任務となります。
一方、攻撃機の主要なターゲットは空を飛ぶ戦闘機ではなく、
地上の軍事施設が攻撃対å象となります。
この時は施設だけでなく、兵士なども含まれます。
つまり、攻撃機は敵の陣地や兵隊を狙うのに対し、
戦闘機は攻撃機を守るのが任務で、いわば空中戦の役割を果たします。
戦闘機と攻撃機の両方の能力をそなえた軍用機もある
戦闘機と攻撃機の両方の能力を備えたものを戦闘攻撃機といいます。
つまり、陸空での能力を両方をそなえた軍用機です。
最近は戦闘機と攻撃機の違いはあまりなくなっていて、
両方の機能を搭載した軍用機が主流となり始めています。