人生の中で大切な就職試験。
この時まず第一に試験管の目に入るもの、それが履歴書や職務経歴書ですよね。
これらは、自分自身をアピールする第一段階であり、とても重要な意味を持っています。
多くの場合、郵送で履歴書を志望する会社に届けます。
しかし、郵送だからこその失敗があるのです。
それが、提出してから、履歴書の間違いに気づいてしまうパターン。
こういった場合は、どのような対処が正しいのでしょうか。
志望する企業に、悪い印象を与えないように、
また、企業側の手を煩わせないためには、
どのように間違いを訂正すればいいのでしょうか。
履歴書の間違いが発覚した場合、
その訂正箇所がどういった内容なのかによります。
・連絡先など個人情報の間違いの場合
この場合は、企業側に届いたくらいの日程で、電話やメールで至急連絡を入れましょう。
志望者側に連絡を取りたくても、連絡先が間違っていては、企業側も困ってしまいます。
再提出は企業側にとっては、履歴書が複数になり、ややこしくなるので、
電話かメールで訂正したい旨を伝えましょう。
・経歴の間違いの場合
学歴や職務履歴が間違っていた場合は、経歴詐称にならないために、
しっかりとした訂正が必要です。
企業の採用担当者へ電話連絡をし、履歴書を訂正したい旨を伝えましょう。
このとき、企業側が再提出を希望するかもしれませんし、
口頭でこちらが直しますと言ってくれる場合も。
企業側の対応に応じて、そこ言葉に甘えましょう。
このとき再提出しなくてもいいですよと言われても、
志望する側の姿勢として、面接時に正しい履歴書を持参すると好印象です。
面接時に履歴書を見えるタイミングで、お詫びと共に正しい方の履歴書を渡しましょう。
・再提出する場合はお詫び状を書く
お詫び状は、訂正箇所を記載することが必須です。
謝る文章ばかりに気を取られないようにしましょう。
そして、印刷した文章ではなく、手書きでしっかりと気持ちを伝えるということが大切です。
このように履歴書の間違いを、提出した後でも訂正することは可能です。
しかし、それはなるべくなら起こらない方がいいこと。
そうならないためにも、履歴書を書いたときには、入念な見直しをするようにしましょう。
それだけでも、ミスがかなり減りますし、企業側の手を煩わせることにもなりません。
自分自身をアピールする大切な履歴書。
力を入れて書くからこそ、ミスを起こさない姿勢が大事なのではないでしょうか。