皆さんは、お通夜のマナーというのをご存知ですか?お世話になった人や親しい知人などに不幸があった場合、故人を偲び、そしてお別れを行う最後の場というのがお葬式となっています。
若いうちはなかなかこうした葬儀に出席する機会が少ないものですし、こうしたマナーなどを知らないという場合は非常に多いと思います。
ですので、いざというときのためにもこうしたお葬式にまつわる正しいマナーなどをきちんと知っておくことは、社会人としても、さらにはまた大人としてとても重要なことであると言えるでしょう。
今回は、動画なども参考に、お葬式にまつわる正しいマナーというものをご紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
まず、お通夜と告別式の違いですが、ごく近しい親類や友人などが、故人とともに最後のお別れをするというのがお通夜です。そして、故人が生前にお世話になった人たちなどが、集まって別れを告げるという儀式が告別式となっています。
お通夜で、知らずに、いざとなって、慌ててしまいやすいのがお焼香のやり方です。
まず、こうしたお焼香ですが、仏式のお葬式やお通夜などでは、「お焼香」といって故人を弔うためにお香を供えたりします。
こちらのお焼香ですが、マナーを知らない方もたくさんいらっしゃるとおもいますので、一通りの流れをご紹介したいと思います。お葬式やお通夜に行く前には、お焼香の正しいやり方というものををもう一度きちんと復習しておきましょう。
お焼香の流れと手順
まずは参列者が順番に席を立って行うという流れになります。
・仏式のお焼香の場合は、まず遺族と僧侶に、それぞれ一礼をしていきます。
・その後、祭壇の前まで進んでいき、そして次に遺影に一礼をします。
・お香を親指・人差し指・中指の3つの指でつまんでいきます。
・目を閉じて目の高さのほうまで上げてから、そして香炉の中に静かに落としていきます。
・これを3回ほど繰り返した後、手を合わせて、そして祈りをささげます。
・最後に遺族と僧侶に一礼して、そして各自席に戻ります。
焼香の方法ですが、こちらは、宗派や地域によっても全く異なります。
このご紹介する方法は代表的なものとなっています。
いかがでしたか?不幸というものは、突然やってくるものです。
自分にはまだまだ先のことだと思っていたりすると、いざというときに準備不足だったりして、恥をかきますし、さらには故人や遺族の方々にも大変な失礼になったりもします。
突然のときに慌てることのないようにしておきたいですし、最低限のマナーを知っておクことも大切です。
まずは、いつ何が起きても、すぐに故人の元に駆けつけることができるといった準備をしておくようにしましょう。