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お水送りの由来 若狭神宮寺と東大寺二月堂の関係は?

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お水送りという行事を皆さんは、ご存知でしょうか?
こちらのお水送りの神事ですが、3月2日に毎年行われます。

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時間帯は、午前10時からとなっていて、下根来(しもねごり)八幡宮、長床(ながとこ)で行われるという山八神事から始まるといった神事になります。

供物である赤土饅頭をつけた棒で、そして宮役が外陣の柱などに勢いよく「山」「八」と書いて、そして今年の豊作などを祈願するといった神事だといわれています。

さて、このお水送りですが、いったい元々の由来は一体どういったものなのでしょうか。
今回は、このお水送りの由来というものをご紹介したいと思います。
 
こちらのお水送りですが、奈良東大寺で行われている、「お水取り」に先がけて、神宮寺、そして遠敷川(おにゅうがわ)・鵜の瀬(うのせ)で繰り広げられているという、伝統的神事なんです。

奈良では「お水取り」といった行事が行われていますが、こちらは「お水送り」となります。

毎年3月2日に行われているこちらのお水送り、というのは奈良東大寺・二月堂へのお水送り、となっている神事なんです。

奈良と若狭は地下水脈でつながっている

春を告げる行事としても、全国的にも奈良東大寺二月堂の「お水取り」というのは有名となっていますが、その水というものは、なんと、若狭小浜である、こちらの「鵜の瀬」から送られていて、そして地下水脈を、10日かかったうえで、そして東大寺二月堂の「若狭井」に届く、というようにされているのです。

つまり、お水送りが行われている若狭神宮寺、そしてお水取りが行われている東大寺二月堂ですが、こちらの二つは、一見かなり離れているように見えますが、かなり深い関係であったということがこういった行事から読み取ることができますね。

かつてのシルクロードの玄関口ともいわれていた、若狭・小浜からは、なんと、奈良へと大陸文化だったり、南蛮文化などが伝わったとされています。
さらには、この二つの地域は、遥か昔には、地下水脈でつながっていた、とも言われているようです。

こうした、二つの歴史の足跡というものが、あざやかにこちらの行事では見れるということです。
こちらのお水送りといった伝統行事の中に残されている、という風にいえるでしょう。

奈良と若狭は、離れているように見えますが、実はこういった行事から、昔から深い関係にあったことというのが分かりますよね。

こちらは、歴史的な行事となっていて、こうしたことが由来となっているようです。
福井県の小浜市から、こちらの奈良の東大寺までは、直線距離でもおよそ90キロ近くは距離があるのですが、実はこうした関係性があったといわれています。

いかがでしたか?
お水送りといった行事からは若狭と奈良が深い関係であったということが読み取れる歴史的な行事となっています。
もうすぐ3月2日に行われるこちらの行事、興味がある方はぜひとも足を運んでみてくださいね。

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