お正月になると、皇居では、新年のあいさつとして、天皇両陛下や皇太子、妃殿下他、天皇ご一家が窓越しに手を振る姿が印象的です。
新たな年が始まるのですから、国の長である天皇一家のお姿を人目見たいと思うのは、当然でしょう。
つまり、皇居の中に入れるわけですね。
皇居に行ったことがないという人が多い中で、なぜ、皇居に行きたいと思うのか、実際言った方の話では、やはり、四季折々の景色を楽しむことが出来るからでしょう。
普段、なかなか見ることが出来ない、皇居内部を、散策がてら見るというのも、ちょっとした観光になりますし、現にツアーに皇居巡りが組まれている旅行パックもありますので、外国人を中心に、人気が高くなっています。
では、皇居内には誰でも入れるのでしょうか?
皇居内の見学は事前の申し込みが必要
皇居内を見学するには、事前の申し込みが必要であり、HPにてその案内がありますので、ネットで申し込みをすると、参加通知のURLが送られてきます。
指定された日時が記載されていますので、当日のその時間よりも10分前に皇居桔梗門前に集合します。
勿論、この通知書を持参していない方は、中に入ることが出来ませんので、当日はしっかりとこの書類を持って、皇居に来てください。
参観されている間は、荷物に関しても、出来るだけ少なく、身軽に歩ける恰好が理想です。
なぜなら、参観の途中に、坂があり、ご年配の方は大変ですので、出来るだけ荷物を持たずに行くのが、良いのです。
しかし、何か所か休憩所があるので、途中コインロッカーに荷物を預けることが出来ますし、疲れた体を休めることが出来ますし、お土産屋さんもあるので、旅の思い出に何か購入されると良いでしょう。
又、皇居内はとても広いので、行きたい場所に応じてガイドルートが異なりますので、中には、予約をしなくても、自由に見学できるコースもあります。
皇居外苑や皇居東御苑は予約不要
皇居外苑や皇居東御苑は、予約なく、見学することが出来ます。
皇居外苑は、二重橋や桜田門、皇居前広場や坂下門、和田倉噴水公園や楠公レストハウス等がありますから、長時間いても、飽きることがなく、小さいお子様も、十分楽しめるコースです。
東京=都会というイメージを無くす程の自然豊かな公園が広がり、その中を散歩する人たちも多く、江戸城の古い歴史を知ることが出来るので、歴史の勉強に訪れる人もいます。
楠公レストハウス内には、お土産屋さんもあり、ここでしか販売されていない貴重なお土産品もあるので、散策の合間に、休憩の合間に、立ち寄ってみるのも良いでしょう。
四季折々の草花、木々を楽しめるので、春・夏・秋・冬、それぞれのシーズンに見学してみてはいかがでしょうか?