高校や大学を卒業して、就職をするという場合のほとんどは、正社員として働くことになりますが、最近では、フリーターとして、アルバイトにて生計を立てている人もいます。
又、結婚をして主婦となり、家計を助ける為に、パートとして働く女性も多いのです。
しかし、パートとアルバイトは一体何が違うのかについて、考えたことがありますか?
それぞれには呼び名が違うように、勿論、内容も違ってきます。
具体的には何が違うのか、実は大きな違いというものはなく、これと言ってはっきりと答えられる人もいないでしょう。
パートもアルバイトも基本は同じ
まず、勤務時間帯についてで、パートは会社側から決められた時間帯よりも短い時間での勤務が可能となっていますが、アルバイトの方も同様に、会社側が決めた時間帯よりも短い時間の勤務が可能となっています。
世間的な見解からすると、前者が主婦が働くスタイルで、後者が学生等が働くスタイルということでしょうか。
実際のところは、アルバイトとパートが出来たのは、会社側の取決めで、上手く分類しやすいように作られたものとされ、定義的には特に違いは無いようです。
どちらも契約期限に制限があり、その期間が過ぎると、お互い了承のもとで、更新されたり、解約されることもありますので、長期勤務が約束されているものではありません。
アルバイトは未婚者、パートは既婚者?
年齢や立場上によって使い分けをしているようで、例えば、高校生や大学生等の学生で未婚者の方に対して、アルバイトと呼ぶのに対し、正社員でも学生でもないという人や既婚者の方が働くスタイルが、パートと呼ぶようです。
法律の上では、「1週間に勤務する時間が、通常の労働者よりも短いという労働者」という規定で決められているのが、アルバイトとパートであり、どの呼び方でも、問題が無いというわけです。
しかし、それでは、お店や企業にとって区分が出来ない場合があるので、上記のように、アルバイト・パートと違って呼ぶようになったのです。
貴方が希望しているお店や企業の募集要項は、アルバイトなのかパートなのか、もう一度確認してみてください。
募集要項に、アルバイト契約希望であれば、学生等が対象に、パート契約希望であれば、主婦を中心にした募集がされているという意味が含まれているかもしれません。