テレビアニメで、「宇宙戦艦ヤマト」なんていう伝説のアニメもあるのですが、この戦艦という言葉、他に軍艦という言葉がありますが、この違いは一体何なのでしょうか?
まず軍艦ですが、その名の通り、相手敵との戦いの為に作られた船で、戦艦や練習戦艦、空母等を含んだ総称となっています。
軍艦は戦艦や空母等を含んだ総称
では、この軍艦に含まれる戦艦とは何かというと、大型の艦の内に、大型の大砲を搭載したもので、この大砲を作動することで、敵に対して砲撃をすることが出来るのです。
日本でも戦時中、多くの戦艦が作られ、そして相手国に対しての砲撃戦に利用されましたが、撃墜されて、日本で残る船は数少ないものとなっています。
有名な戦艦大和は、現在、沖縄沖に沈んでいるとされており、その残骸写真を見たという人も多いようです。
他にも、巨艦の戦艦は数多く、しかし、それらの多くは、追撃され、沈没してしまった物が多いのです。
中には、核爆弾を受けても、4日間程沈まずに堪えたと言われる戦艦もあり、今では伝説として伝えられているのです。
空母は滑走路として機能するもの
ちなみに、空母というものがありますが、これは何かというと、まるで飛行場のような広いスペースを持つ艦で、実際に、数十台の小型飛行機を乗せることができ、滑走路として機能しているので、離着陸が可能となっています。
これもまた、戦時中の戦闘機を直に飛ばす艦として活躍し、今も、海上自衛隊の災害対策用として利用されています。
日本を代表する戦艦大和は、当時日本を象徴する言葉として利用されていた大和を取って、戦艦大和と名付けられました。
大砲を積んで、相手艦を撃墜する使命の為に生まれたこの艦は、当然、日本の為に大活躍してくれるだろうと期待されていた反面、既に、敵を大敗させることができるのは、航空機であるという政府の考えから、見捨てられたような存在になってしまいました。
しかし、誇り高き艦の乗組員たちは、最後の最後まで、日本海軍としての誇りを忘れず、戦いきり、戦死した者も多く、そして、相手敵に撃墜されて沈没する結果になろうと、その姿は、栄光の象徴であり、今も熱く語り継がれているわけです。
現代の若者の中にも、戦時中の戦闘機に興味を持っている方も多く、多くの痕跡を残すこの艦の資料館には、数多くの来訪者が集っています。
歴史の教科書には無い、新たな知識を得るきっかけになるかもしれませんから、是非訪ねてみてください。
歴史に興味がないという人も、これを機会に虜になってくるかもしれませんよ。