歯のホワイトニングは、年齢性別を問わず今多数の人が注目している美容ケアのひとつ。
一般的には歯科や美容歯科でホワイトニングをしてもらうのが手軽な方法なのですが、
自宅で簡単にホワイトニングをする、とある方法が注目されています。
それが、「重曹」を使って行う歯磨きなんです。
ここで使う重曹は、食品用の重曹で、スーパーなどで簡単に手に入れることができます。
注意しておきたいのは、ベーキングパウダーではなく添加物不使用の重曹を使う事。
ケーキづくりなどに使うベーキングパウダーには、
重曹にでんぷんが添加されているので、歯磨きに使うのは向いていないんです。
重曹歯磨きの方法
重曹大さじ1に、水を数滴加えてよく混ぜます。
普段使っている歯磨き粉程度の粘りが出たら、重曹歯磨き粉の完成です。
こうしてできた歯磨き粉を、まずは指で歯になじませておき10分放置します。
こうすることで色素汚れが浮き上がってくるので、
10分後いつも通りの歯磨きを行います。
重曹歯磨きの注意点
10分放置した後で歯を磨くとき、力を入れずに優しく磨くことがポイントです。
また、固い毛先のブラシではなく、やわらかめのブラシを使ってください。
重曹には強い研磨効果があるため、歯の表面にあるエナメル質を
傷つける可能性があります。
エナメル質が傷つくと、歯がしみたり(知覚過敏)、
逆に虫歯になりやすくなってしまうのです。
また、傷ついたところに色素汚れがこびりつくと、
磨く前よりも歯の黄ばみが目立ってしまうことも。
そうならいように、優しい力で磨き、長時間やりすぎないように気を付けましょう。
そして、重曹歯磨きを行う頻度も週に1回程にしておき、
普段はいつも通りの歯磨きを丁寧に行っていきましょう。
重曹でのうがいも効果的
重曹歯磨きはホワイトニングにも効果的ですが、歯を傷つけるかも…と心配な方は、
重曹で口をゆすぐ、重曹うがいもオススメです。
歯を磨いた後で、コップ半分の水に対して小さじ1杯の重曹を溶かし、
それをつかって口をゆすぎます。
この時、口の中がひりひりすると感じた時には、普通の水でゆすぎ直してください。
また、濃度を薄くしたりして、口の粘膜に負担をかけないように気を付けましょう。
重曹を使って歯磨きやうがいをすることで、
自宅でも簡単にホワイトニングケアを進めていくことができます。
しかし、磨きすぎや力の入れすぎは、トラブルの元!
歯を傷つけないように、正しく重曹を活用して、白く輝く歯を手にれましょう。