シャンプーの後にヘアケアとして、リンス、コンディショナー、トリートメント
といったアイテムを使う人は多いでしょう。
中には、リンスインシャンプーというものもあり、
シャンプーだけでは叶わない美髪効果を、より手軽に得ることができるようになりました。
ですが例えば、リンスインのものを使ったらトリートメントはいらないのでしょうか?
また、コンディショナーとリンスはどこがどう違うのでしょうか。
リンス、コンディショナー、トリートメントのそれぞれの違いを、
改めて整理してみましょう。
リンスとコンディショナーは似ている
まず、リンスというのはどういうものなのかというと、
シャンプー後に使うコーティング剤だと思ってください。
シャンプーをした後の髪の毛は、非常に無防備であり、
洗顔後のお肌の様に潤いが逃げていきやすい状況にあります。
そこで、そうならないように髪の表面のキューティクルを整えて、
潤いを逃がさないようにするのがリンスの働きなんです。
それによって手触りも滑らかになりますし、適度なツヤが出るものもあります。
コンディショナーはリンスよりコーティング効果が高い
コンディショナーは、リンスと同じ役割があるのですが、
より保湿効果やコーティング効果が高いものを指します。
髪を“コンディショニイング”=“良い状態に整える”アイテムなんですね。
リンスを使っていても、ちょっと物足りないな…という時には、
コンディショナーを使ってみると良いかもしれません。
トリートメントの役割
リンスとコンディショナーに対して、
トリートメントは髪のダメージを修復する効果を持っています。
表面を整えるだけではなく、髪の内側から栄養を与えて
健康的な状態にする役割があるのです。
例えば、髪はたんぱく質でできているのですが、ダメージを負うと
たんぱく質が壊れてスカスカになっています。
まるで骨粗しょう症を患った骨のような状態です。
この、痩せたたんぱく質を修復することで、髪は元の通り太く健康的な状態に戻れます。
トリートメントはこうした役割を持っているので、
シャンプーの後に使う時に2〜3分ほど放置して、、
成分を浸透させる方法をとっているものが多いです。
どれを使えばいい?
リンスとコンディショナーは役割が殆ど同じなので、
自分が使いたい方を選んで使うと良いでしょう。
ですが、リンスインシャンプーなのに後からコンディショナーを使うと、
髪質によっては重たくなってしまうこともあるので、髪の状態と相談してください。
同じように、リンスまたはコンディショナーとトリートメントを両方使う…
と言った場合にも、油分の影響で髪が重たくなったり、
時には頭皮がベタベタしてしまうことも。
そのため、髪のダメージを修復したいという時には、
トリートメントのみにするのが良いでしょう。
そして、どれを使う場合にも、しっかりとすすいで洗い流し、
頭皮や髪に余計な刺激が残らないようにしてくださいね。