3月のお祭りと言えば、「ひな祭り」ですよね。
女の子の健やかな成長を願う行事として、毎年3月3日にお祝いをします。
雛人形は、子供に降りかかる事故や病気を、
身代わりとして引き受けてくれる人形として扱われてきて、
現代ではとても豪華な段飾りが様々に展開されています。
さて、そんな雛人形を毎年頑張って飾っているというご家庭も、
今年は一味違った楽しみ方をしてみるのはいかがでしょうか。
お子さんと一緒に楽しめる、折り紙での雛人形づくりなんて、とっても楽しいですよ。
折り紙なら、折り方を見ながら親子で一緒に楽しめますし、
「どうやって折るんだろう?」という疑問を解決することで、
お子さんの発想力も育てることができます。
何より、自分で作った雛人形となると、
愛着がわいて一層ひな祭りを楽しむことに繋がるではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、比較的簡単に折ることができる雛人形です。
用意するものは市販されている折り紙と、顔を書くためのペンだけでOK。
用意ができたら早速作っていきましょう!
1、お内裏様とお雛様をつくる
基本的な四角い折り紙で作る雛人形です。
直線的に折りたたんでいくだけなので、小さなお子さんでも簡単に作れます。
最後に表情を描きこむのが楽しいポイント。
1色だけの折り紙でもいいですし、絵柄が書いてあるものや、
和柄の千代紙で折ると着物にバリエーションが生まれて楽しめます。
また、大きさの違う紙を用意すれば、お内裏様とお雛様だけでなく、
三人官女や五人囃子などを作ることも可能です。
その場合は、いらなくなった箱を積み重ねて、
雛段飾りとして飾り付けるのもオススメですよ。
2、ぼんぼりと屏風、畳など小物をつくる
こちらは、少し手順が多く、折り方も難しくなりますが、
大人も一緒に教えながら折れば簡単にできます。
金色の折り紙で屏風を作ったり、お子さんの好きな色でぼんぼりを作ってあげると、
一層喜んでもらえそうですね。
人形だけでも可愛いのですが、周りの小物が揃うとひな祭りの雰囲気が増します。
人形を作った紙の大きさとは異なるものを用意して、豪華な飾りを作っていきましょう。
雛段飾りは豪華で見ごたえがあるものですが、片づけや準備もその分大変です。
手抜きという訳ではありませんが、こうして自分で作った雛人形で楽しむというのも、
時には良いかもしれませんね。