大学受験は、昔も今も、その後の人生を左右すると言ったほどに大きな出来事です。
大学受験のノウハウや、勉強方法の本を多数見かけますし、
参考書なども種類が豊富で、どれを買うかというところから悩んでしまうほどです。
ですが、一番悩ましいのは、勉強の時間とその内容です。
何事も計画的にと言われますが、勉強の計画というのは
勉強そのものよりも躓くものではないでしょうか。
しかし、大学受験するにあたっては、勉強の計画で倒れている場合ではありません。
特に、勝負の時期である夏休みには、時間をかけて苦手な分野をつぶしたり、
より実践的な問題に取り組むタイミングでもあります。
そんな時間をより有効に使うために、勉強計画はきっちり立てるのではなく、
おおまかに決めるだけにとどめておきましょう。
そうすれば、計画倒れも防げますし、
計画通りにならないことへの不安感やストレスとも遠のきます。
夏休みの勉強時間は10時間ほど
具体的に、受験生の夏休みや、自由登校で時間がたっぷりある場合の勉強時間は
10時間ほどだと言われています。
といっても、一日のトータルなので、ぶっ続けでというわけではありません。
これを実践するには、規則正しい生活が必須条件となってきます。
夏休み期間は気温も高くて、寝苦しいもの。
そうなると朝しっかりと起きることもできます。
それをうまく利用して、一日のリズムを作っていきましょう。
「7〜8時に起床・朝食→お昼まで勉強(間に20分ほどの休憩を2回ほどとる)
→昼食を含めて1〜2時間休憩→夕食まで勉強(間に20分の休憩を3回ほどとる)
→夕食を含めて1時間休憩(コンビニなどにでかけても息抜きになる)
→できればお風呂を済ませる→勉強・遅くとも夜中1時までには寝る」
これは1つの例ですが、このリズムだと、
休憩をたくさん含めても10時間ほどは勉強時間が取れます。
そして、勉強の内容ですが、朝、昼、夜で教科を変えると
気分転換にもなり、能率も上がります。
苦手なところをピンポイントで勉強する時間、実践的な問題を解く時間、
基本をおさらいする時間など、この時間はこういった内容にすると、
毎日の流れを大まかにだけ決めておくのもいいでしょう。
食事や休憩をしっかりととることが大事
そして、何より大事なのは、食事や休憩をしっかりととること。
しかし、決してダラダラ過ごすのではなく、
学校の休み時間の様に、一時的なリフレッシュとして考えましょう。
今から30分は好きなことをするぞ!と、勉強していない時間も充実させることができれば、
より勉強の意欲も高まります。
夏休みという期間を有効活用して、
大学受験という一大イベントに、力いっぱい挑んでいきましょう。