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新潟ほだれ祭り 2015年の日程と見どころ

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春には全国各地で色々な行事が行われます。
そこで、今回は、越後の奇祭ともいわれている、新潟で開催される、「ほだれ祭」についてご紹介したいと思います。興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。

一体ほだれ祭というのはどういった祭りなのでしょうか。

「穂垂れ」は農耕の実りを表す

まず、この「ほだれ」というものは、「穂垂れ」という風に漢字で書きます。
つまり稲や粟がたわわに実っている様子を表し、さらには、穂先が垂れる形ということに由来する言葉になっています。さらには、農耕の実りというものも表します。

新潟では、こうした道祖神のひとつであるといわれている、男根形であるほだれ様というものが、農耕の実り、そして人の実りを守る神様として、古くから、信仰されてきています。

中でも、新潟県のほぼ中央に位置している、栃尾市では、その市街からほぼ南にかけて7kmほどいった下来伝地区において、日本一ともいわれている大きさを誇っている、「ほだれ様」というものが祀られておりまして、この帆だれ様を祭るといったお祭りになります!

日程は平成27年3月8日(日)

毎年3月の第2日曜日になると、この地区一体をあげまして、高さ2.2mそして重さは約600kgといった本当に巨大な男根形である、御神体を祭り、そしてそのご利益にあやかろうとするといったことが目的である、「ほだれ祭」が開催されるんです。
 
どういったご利益があるのかというと、安産だったり、さらには、子宝に恵まれるといったご利益があるそうです。

安産、子宝に恵まれるご利益

栃尾に嫁いできたという初嫁さんなどが、神輿に乗った御神体というものにまたがり、そしてこれを村の男衆が担いでいき、そいて村内を練り歩きます。そして、五穀豊穣、さらに子宝・安産といったものを願うといったお祭りになります。

初めは、小さな村の祭といったものでしたが、開催されるたびに、噂が噂を呼び、そして今となっては、新潟市外だったり、さらには、新潟県外からも観光客だったり、さらにはカメラマンなどが訪れる、とても人気で話題の祭となっているようなんですね。

そして、さらには、お祭りならではということで、甘酒だったり、カジカ酒などもありますし、うどん・焼きそば・焼き鳥だったり、栃尾の美味しいものなども、たくさん用意されているようです!

その他、臼と杵などで、餅つきの実演などもされていて、つきたてのお餅などは、このお祭りの参拝客に振る舞われたりもしますので、こういった美味しいものを味わうこともできます。

さらに、ちょっと変わったお土産なども販売されていて、たとえば縁起物のおまんじゅうだったり、さらには子宝・安産のお守りなども販売されているようです。

日程は、平成27年3月8日(日) となっています。毎年3月第2日曜日となりますが、今年は8日になるようですね。午前11:00〜午後2:30頃まで開催されるということで興味のある方は、ぜひ参加してみてくださいね。

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