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奇跡の生物ベニクラゲ!不老不死のメカニズムをわかりやすく解説します

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医学の進歩で様々な薬の開発が進んでいますが、究極の薬と言えば、やはり「不老不死」の薬ではないでしょうか?

「不老不死の薬」はまさしく人類の夢として古くから研究されてきました。
そんな生命の神秘を体現している生物が地球上に存在することをご存じですか?

その生物とは「ベニクラゲ」です。
ベニクラゲは死んでも再び復活するという奇跡の生物です。
そこで、このベニクラの不老不死のメカニズムについてわかりやすく解説したいと思います。

benikurage

画像引用元:ミネルヴァのトリビア

ベニクラゲとは?

ベニクラゲはクラゲの一種で、体長は1cm足らずの小さな生物です。
名前の由来は、透明の体に紅色の消化器官が透けて見えることからつきました。

ベニクラゲは温帯から熱帯の海域に生息し、日本でも各地の沿岸にいます。

ベニクラゲが不老不死と言われる理由

一般的にクラゲは、成熟したあとはだんだん衰弱していきます。
そして、最後は海の中で溶けて消滅してしまいます。

ところが、ベニクラゲは衰弱したあとも消滅はせず、肉団子状になって海底の岩などに付着します。
そして、ポリプと呼ばれる状態に戻ります。

ポリフとはわかりやすく言えば、赤ちゃんの状態です。
ベニクラゲはここから再び成長していくのです。

そして、成熟すると衰弱し、再び赤ちゃんに戻り、また成熟する。
つまり、死ぬことはなく、若返りを繰り返すことでずっと生き続けるのです。

ちなみに、死から再生までの期間はおよそ2ヶ月と言われています。

ベニクラゲ再生のメカニズムは?

ベニクラゲの再生現象が発見されたのは、1991年。
地中海産のチチュウカイベニクラゲで確認され、学会で発表され大きな話題となりました。

その後、世界各地のベニクラゲの観察が行われましたが、地中海産のものでしか若返り現象は長らく確認できなかったといいます。

そして、2001年。鹿児島湾で採集されたベニクラゲが若返りの能力を持つことがわかりました。

ちなみに、和歌山県白浜町にある京都大学瀬戸臨海実験所では、久保田准教授らがベニクラゲの再生実験を行っていて、9回目の若返りに成功しているそうで、これは世界記録となっているそうです。

ベニクラゲの若返りについては、残念ながら詳しいメカニズムはまだ解明されていませんが、いくつかの事実も判明しています。

ベニクラゲは若返りの過程で、DNA結合機能などを持つ遺伝子が多く現れていることから、若返りのしくみを解明するための基礎的な情報が得られると期待されています。

人間の若返り薬はできる?

ベニクラゲの生態メカニズムが解明されれば、人間の若返り薬開発の手がかりとなる訳ですが、実際テレビドラマでは人間用の若返り薬が登場しています。

2003年放送の「14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜」(読売テレビ)では、ベニクラゲの研究から作られたとされる若返り薬が登場し、久保田准教授が作品中に登場するシーンもあります。

久保田准教授はベニクラゲ研究は老化を解明する大きな発見につながる可能性があると語っており、将来的な「若返り薬」誕生の夢についても語っています。

まとめ

人類の究極の夢である不老不死の薬。
昨今の医学の進歩を考えれば、あり得ない話ではないかもしれませんね。

実際、IPS細胞による人間の臓器再生も現実のものとなってきていますし、今後も人間の寿命が延びるのは間違いなさそうです。

もっとも、地球上に不老不死の人間があふれたら、大変なことになるでしょうけどね。
そのときは火星や金星への移住計画が現実になるかも?
いやはや、人類の夢はホント限りがないですね。

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