好きなアーティストがいる人は、CDやDVDを買って、そのアーティストの音楽やライブ映像を見て楽しむのですが、それだけでは物足りないと言う人もいます。
アーティストや芸能人の多くは、自身の芸や音楽を、ファンの方に披露する場として、コンサートやライブを開催します。
生の歌声や芸は、CDやDVDには無い感動を覚え、芸能人やアーティストと同じ空間にいるという一体感を感じて、より楽しい時間を共有できるわけです。
そのアーティストや芸能人のグッズも販売されていますので、購入して、益々身近な存在になったような気分になれますね。
ところで、コンサートとライブは一体何が違うのか、きちんと説明できる人はいますか?
同じ物のようで、言葉が違うので、違う意味もあるのかな?と考える人もいるでしょう。
そこで、コンサートとライブの違いについて、考えてみましょう。
コンサートもライブも基本的に違いはない
ライブというのは、コンサートライブの略なので、実質的にはコンサートもライブもそう違いはないのです。
ライブは、生という意味であり、録音や録画によるものではなく、まさに今現在行っているコンサートのことであり、コンサートは、音楽演奏を聴かせる演奏会や音楽会を意味します。
コンサートと言っても、ライブのように、生演奏を聴かせるというものではないタイプもあり、例えば、録画したレコード等を人を集めて聴かせるというのがありました。
それは、当時、まだオーディオ機器等が家庭にない時代に、人々を集めてレコードを聴かせていたことが、そのルーツとされるでしょう。
今でも、「フィルムコンサート」や、「スタジオコンサート」などがあり、録画した物を聴かせる、スタジオでの演奏を録画した物を聴かせるというスタイルがあります。
その為、コンサートとライブを別のものとして考える風潮があるのです。
コンサートは全ての音楽演奏イベントの総称
ざっくり言うと、コンサートは全ての音楽演奏イベントの総称、そしてその一つにライブが含まれるというわけですね。
勿論、この二つには大きな違いがあり、それは、観客と一体になっているかどうかというのも決め手となります。
例えば、録画や録音の場合、既に出来上がっているので、観客としてはただ聴くだけ、一方ライブは、まさにその場で演奏していくスタイルなので、観客との一体が大事であり、演奏自体が変化していくことも考えられ、それが又、魅力でもあるのです。
CDやDVDでは飽きてしまったという人は、ちょっと費用を出してもチケットを買って、好きなアーティストの生ライブを堪能してみてください。