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「計る」「測る」「図る」の違いをわかりやすく解説します!

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普段、何気に使っている言葉でも、同じ読み方でも、意味が違うという、日本語はとても奥深く、難しいものです。

よく使い方に間違えるのが、「計る」「測る」「図る」です。

それぞれどんな時に使うか?もしかしたら、間違って使っていませんか?
それでは、それぞれについて、使い方を説明していきたいと思います。

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「計る」は時間や数量を示す

まず、「計る」ですが、時間や数量を示す時に、使われます。
例えば、「通勤時間をはかる」、という時の「はかる」は、計るという字が適しているのです。

「測る」は長さや高さ、面積を示す

次に「測る」ですが、長さや高さ、面積をはかる時に使います。
定規やメジャー等を使って、長さや胸囲、胴囲等をはかる際に使う漢字で、気温をはかる際にも、この測るが適用されます。

では、「体重をはかる」のはかるというのは、どの漢字を当てはめるといいのでしょうか?
とある、小学校のテストでのことです。
ある児童は、体重を「測る」と書いて提出したら、先生に、「量る」が正しいと訂正されたのです。

辞書で調べると、体重測定なので、「測る」が正しいのではないかと思うでしょうが、漢字の元々に語源等を照らし合わせると、「量」の方が良いとされているのです。
しかし、測が全く間違っているとも言えません。

「図る」は物事を順序だてて計画していく

最後に、図るです。

図という字からしても、絵や図面について、はかるという時に使うというイメージが強いでしょう。
実際には、土地の領域を分割するという意味があり、物事を順序だてて計画していくという意味があります。
その為、例として使うのであれば、自殺を図るや解決を図ると言った時に使います。

ちなみに、「量る」という漢字は、その名の通り、重さをはかる時に使われるので、一番分かりやすく、そして、よく使われる漢字なので、難なく使い分けることができるでしょう。

このように、日本の漢字には様々な意味があり、それぞれ使い分けがされているので、同じ読みでも、解釈の仕方で、全然違うニュアンスのものになってしまうので、正しい漢字の意味を知って使うというのは、とても大事な要素と言えるでしょう。

勿論、必ずしも一つの漢字だけが正解であるとは言えず、その時の気持ちなども考慮して使うこともありますので、迷った時には、その漢字の語源を知り、適した漢字が使えるように、努力することも大事ですね。

辞書を自分のバイブルにして、日常生活の中で、所持していれば、どうしても使い方が分からないという時に、すぐに調べられて、正しい使い方が出来て、恥をかくこともないでしょう。

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