今、空前の猫ブームが到来しています。
関西大大学の宮本名誉教授の試算によると、経済効果は何と2兆3千億円。
そのあまりのスゴさから「ネコノミクス」という言葉も生まれました。
一体なぜこんなに猫が人気なのか?調べてみました。
・猫ブームの火付け役は「たま駅長」
2015年死去した和歌山電鉄の貴志駅のたま駅長。
日本だけでなく海外でも多くのファンを集めました。
「たま」がもたらした経済効果は年11億円。
これが猫ブームの火付け役になったと言われています。
猫の写真集や関連書籍も大ヒットしていて、
「女性自身」の出版元・光文社が出した「ねこ自身」は、
発売約1カ月半で9万2000部という異例の売り上げを記録しています。
・空前の猫人気の理由は?
猫人気の理由のひとつに上げられるのが、飼いやすさです。
犬のように散歩させる必要もなく、
吠える声が気になることもありません。
えさ代も犬よりかからないのも人気の秘密のようです。
また、猫はストレスを和らげてくれるなど、
癒やし効果があると言われています。
・YouTubeやSNSも猫人気を後押し
ペットというのは、自慢したくても写真を見せるくらいでした。
しかし、今は簡単に動画をYouTubeやSNSで公開できます。
人気の猫動画は数百万単位の視聴回数を記録していて、
猫を手軽に観れることも猫ブームに火を付けた原因のようです。
空前の猫人気は今の社会を反映しているのかもしれませんね。