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ロケットとミサイルの違いをわかりやすく解説します

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ロケットとミサイルの違いは何か、と聞かれたら皆さんは、答えられますか?
いま、北朝鮮がミサイルを日本に向けて発射するなど、大きな問題となりニュースでもこちらは話題となっていますが、このミサイルというのはロケットとはどういった違いがあるのでしょう。

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「ミサイルは兵器であり、ロケットは兵器ではない」と思っている方は結構いらっしゃると思いますが、これは実は違います。
ロケットも厳密に言えば、元々は兵器となっています。

では、ロケットとミサイルの違いというのは一体何でしょうか?

ロケットやミサイルは、比較的馴染みやすい用語ですし、皆さんが使う用語ではありますが、実際、この用語は皆さんは混同して使われているように思います。
そこで、今回はこのロケットとミサイルとの違いというのを分かりやすく解説したいと思います。ぜひ雑学の一つとして頭に入れておいてくださいね。

まず、皆さんにおなじみの「ロケット」ですが、このロケットとは、どういうものなのかというと、まず、自蔵している燃料があり、その燃料が途中で燃え尽きる、あるいはまたエンジンの機能が途中で止まってしまい、その後の惰力などで飛翔体がおおよそ、垂直などに上昇していったり、弾道軌道を描いていったりなど通常の放物線を描いていくものです。

こちらのロケットですが、まずは、宇宙ロケットだったり、さらには工作で作ることができるような、ペットボトルロケットのような物まで色々なものがありますしなじみが深いものとなります。

ロケットとは、自分の質量の一部、こちらを推進力に換えて後方に射出し、そして飛行していく物全てのものを言うことになります。ただし、ジェット推進の場合は除きます。

さらにもう一方で、ミサイルは推進力を持った誘導弾、そして軍事用投射体などの兵器、こういったものを指す場合が多いです。

元々は、人間の手だったり、あるいは何らかの仕掛けにより、投射され、そして遠方にある目標に向かって打撃を加えという兵器だったりまたは物体を指します。

つまり、人の手によって、または機械によりなんらかの遠隔操作がされている、または自立飛行により目標を攻撃するものを指します。

ミサイルと言う用語は、現代におき、特に狭められて使われていたりしますが、通常は無人で、さらに自己推進能力というのを持ち、さらに弾道または非弾道形式の飛翔兵器というものを指しています。

このように、ミサイルはと言うと、航法・誘導装置を持っているもの、そして目標に向かって自ら制御し飛んでゆくというものを指すのです。

違いは航法・誘導装置などを持つか持たないか

つまり、ロケット、ミサイルの違いといいますと、一言でいうと、「航法・誘導装置などを持たない物を含むかそうでないか」ということになります。兵器であるかそうでないか、ということよりも厳密に違いがあったんですね。

ですので、北朝鮮のミサイルというものは、ミサイルなのか、ロケットなのか少し疑問となるところもあるようです。

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