今では、誰もが持っているスマートフォンですが、スマホのセキュリティ対策は大丈夫でしょうか？
スマホにもＰＣと同様、ウィルスなどの感染があります。
そういったモバイル端末のセキュリティ対策について、今回は説明していきます。

スマートフォンは安全だと思っていませんか？
アプリケーションを何も気にせずにＤＬしている方は、多いのではないでしょうか。

スマホアプリの隠れた脅威

アプリケーションに隠れた脅威があります。
Androidをターゲットとした様々なトロイの木馬が発見されています。

例えば、2012年春に流行し、すでに削除されたある悪質なアプリケーションは、日本のスマホユーザ用に設計され、新しいゲームやアニメの予告編を見せるというものでした。
ユーザがスマートフォンを利用して、これらのビデオをDLしようとすると、端末に保存されている機密情報をリモートサーバに送信するように求めてきます。

様々なウイルスの被害

ウイルスの種類によって被害は様々です。

・端末の位置情報を、勝手にどこかのサーバーへ送信してしまう
・キーボードで打った単語を認識し、パスワードを盗む
・連絡先に登録されている個人情報を収集する
・その登録されている人にウイルスが送信されてしまう

など、自分だけでなく、他人にまで被害は及んでしまうのです。

その他にも、ゲームのボタンをクリックすると、高額な料金が発生する電話番号へSNSメッセージを送信するなどの被害なども出ています。

最近ではコンピュータよりもスマートフォン向けのウイルスのほうが、多く開発され、蔓延している状況です。

スマートフォン向けウイルスは、1年で300倍以上のペースで増え続けているのです。

このようにモバイル端末、上記はスマートフォンのみですが、被害は相次いで発生しているので、対策が必要になってきます。

スマホのセキュリティソフトとは？

では、スマホのセキュリティソフトとは、どのようなものでしょうか？

一口にセキュリティソフトといっても、ウイルスの感染を阻止したり、また感染した時に、そのウイルスを除去したりしてくれる、「アンチウイルスソフト」や、ネットワークを通しての攻撃や侵入を防いでくれる、「ファイアウォールソフト」などがあります。

スマートフォン用のセキュリティソフトをDLすると、自動でスマートフォン内のファイルやアプリがウイルスに感染していないかどうかを、定期的にスキャンし、対策をとってくれます。

それだけでなく、アクセスしようとしているURLが怪しいものでないか、かかってきた着信が不審でないか、ということまでチェックしてくれるのです。

いかがでしたでしょうか。

まだ何のセキュリティ対策もしていないという方は、これを機に、ぜひセキュリティソフトを導入してみてください。