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LINEいじめ!陰惨な手口の実態とすぐにできる対処法

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最近のいじめで特徴的なのが「LINE」を使ったいじめです。

LINEは、コミュニケーションツールとして非常に多くの方が使用していますが、このLINEを通じたいじめが毎年深刻な問題となってきています。

男女関係のトラブルのような問題だけでなく、学校内のいじめにより、最悪な結末に陥ってしまったケースもあります。

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ニュースでも取り上げられ問題視されているLINEを使ったいじめですが、いじめから子どもを守る大人世代にとっては、LINEを使ったいじめが今ひとつイメージしにくいかと思います。

現在、深刻な問題となっているLINEのいじめの原因と、その対策について今回はご紹介させていただきます。

LINEをめぐるいじめや、トラブルについての相談件数は急激に増加しているそうです。
全国webカウンセリング協議会によると、LINEをめぐるトラブルやいじめについての相談件数は、3年前の2012年では35件だったのに対し、徐々に増加し、今年は2000件近くに急増しています。

また、LINEでいじめにつながる体験をした学生が5.9%という結果が出たそうです。
この結果は、氷山の一角の可能性もあり、実際には多くの学生たちが、LINEに関する悩みやトラブル経験を抱えている可能性があります。

LINEのいじめの原因

LINEのいじめの原因はさまざまです。

・メッセージ内容の勘違い
これは一般的なメールでも起こりうる問題です。
送信者が意図した内容と、受信者が読み取った内容にギャップが出てしまったということです。
LINEは通常スマホからの操作になるため、どうしても長文を書きにくい傾向にあります。
そのため、単純な勘違いが原因でいじめにつながってしまうこともあるのです。

・既読スルー
LINEには、メッセージを読んだか、読んでないかがわかる機能がついています。
メッセージを読むと「既読」の文字がつき、メッセージを送った相手は、相手が自分の送ったメッセージを読んだということを確認できます。
既読になったにもかかわらず、相手からの返信がこない状態を「既読スルー」と言います。

既読になったのに返信がないと、「送った内容が何かまずかったのかな?」「面倒なのかな?」など、ネガティブな考えにつながり、さらにこうした問題は、怒りへと発展してしまうことがあります。

「あっちが無視するならこっちも無視してやる」

こうした怒りが友人たちへと広がってしまうと、集団的ないじめへとつながってしまう可能性がでてきてしまいます。

既読スルーをした本人も、意図的に既読スルーしているわけでないことも多く、ただ忙しかったり、寝てしまったり、何かしらのトラブルでメッセージを返せないということもあります。

しかし、こんな些細なことがいじめへと発展してしまうこともあるのです。

・未読
未読とは、送られてきたメッセージを確認していない状態です。

既読スルーがだめならそもそも見なければ良いと考えることもできますが、ずっと未読のままというのもいじめの原因になってしまいます

こうしたことが原因でやはりいじめへと発展しまう可能性があるのです。

いっその事LINEを使わなければ、とも思いますが、これもまた難しいです。

LINEは非常に多くの人が導入しているコミュニケーションツールになっているため、使っていないことが原因で、友人たちとの会話についていけなかったり、それだけで集団からはずれてしまうきっかけになってしまうのです。

LINEのいじめを防止する方法

では、LINEのいじめを防止するためにはどうすればいいのでしょうか。

・相手に誤解のないように日本語はできるだけ正しく使う。
・既読スルーしそうな場合、スタンプなど簡単に返信できるものを使う。
・未読のままの場合、「電池がきれていた」「寝ていた」などあとで理由を説明する。

もっともいいのは、LINEだけでなく、現実でもコミュニケーションをとることです。

思っていることは、言葉にしないとなかなか伝わらないものです。

めんどくさがらず、できるだけ会話することを心がけるのが一番なのではないでしょうか。

親ができるトラブル防止法

では、親ができるトラブル防止はどういったものがあるでしょうか。

子供にスマホ禁止やLINE禁止をするケースもあるようですが、必ずしも良い結果を生むとは限りません。
いまやLINEの普及率は非常に高く、持っていないことが集団の輪から外れる原因になってしまうこともあります。
強い弾圧は、反発を生むこともあります。

では実際に親ができる解決とは何なのでしょうか。

必ずしも最適な選択肢とは言えないのですが、子供のLINEのやりとりを親が把握するという方法があります。

直接スマホを見せてもらうという方法のほかに、専用のソフトを使うという選択肢があります。

『AndroidAnalyzer(アンドロイドアナライザー)』というソフトを使えば、スマホ(アンドロイド)のデータをパソコンで確認することができます。
通話履歴やGPSを使用した位置情報の取得、LINEのやりとりも把握することが可能です。

ただし、子供といえどプライバシーがあります。
このソフトをインストール、使用する場合は、必ず使用者本人の合意の下で行う必要があります。

もちろん、こうしたソフトを導入することに反発する子供も多いと思います。

しかし、最悪の結末を防ぐためにはこうした方法を使うことも検討したほうが良いかもしれません。

思春期の子どもは、自分の部屋に閉じこもりがちで何をしているかわかりません。
さらにその部屋で一日中LINEをされると、親や先生など、大人はイジメを感知できるものが非常に少ないです。

最悪の事態を防ぐためにも、今まで以上に子どもの様子に気をつけて頂きたいと思います。

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