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ミャンマーとビルマの違い その裏には知られざる複雑な事情があった!

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先頃ミャンマーで行われた総選挙でアウン・サン・スー・チー女史率いる
国民民主連盟(NLD)が圧勝しました。

これにより、ミャンマーは軍事政権から民主化政権に移行することになりますが、
そんなミャンマーについてふと疑問を抱いた人もいるのではないでしょうか?

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それは国名です。

ミャンマーは、昔は「ビルマ」という名前でした。
ミャンマーとビルマはどう違うのか?
そして、なぜビルマはミャンマーという国名に変わったのか?
そこで、調べてみると、興味深い事実がわかったので、ご紹介したいと思います。

ビルマの歴史

ビルマはもともとはイギリスの植民地でした。

しかし、第二次世界大戦中の1942年、ビルマ独立義勇軍(BIA)が日本軍の後ろ盾を得て独立を宣言。
ミャンマー政府が誕生しました。
このとき、義勇軍を率いたアウン・サン氏はスー・チー女史の父親です。

その後、日本が敗戦すると、連合軍がビルマを奪回。
1948年にビルマ連邦が成立しました。
現在、ミャンマー政府はこの年をビルマ独立の年としています。

ビルマからミャンマーに国名が変わった理由

国名がミャンマーに変わったのは、1989年6月18日です。
時の軍事政権(SLORC) が、国名の英語表記を「Union of Burma」から
「Union of Myanmar」に変更しました。

国名変更の理由は、「ビルマ」という国名はイギリスが用いたもので、
植民地時代の名残があり、好ましくない
というものでした。

しかし、この「ビルマ」という国名は国際的に今も通用しています。

実際、ビルマ語での国名は以前のままの「ビルマ」で、
変わったのは英語表記のみです。

ビルマとミャンマーは呼称は国によって異なる

日本は軍事政権を認めたことから「ミャンマー」と読んでいますが、
軍事政権を認めないアメリカやイギリスなどは今も「ビルマ」と表記しています。

さらに、欧米のマスコミや人権団体も「ビルマ」という呼称を採用しているところが多いようです。

一方、ASEAN諸国、インド、中国、ドイツなどは「ミャンマー」という表記を使っています。

ちなみに、アウン・サン・スー・チー女史も名称変更を認めておらず、
2012年11月にミャンマーを訪問し、スー・チー女史と面会したオバマ大統領は
ミャンマーとビルマの両方の国名を使っています。

ミャンマーの民主化が今後進んでいけば、
再び「ビルマ」という国名に変更されることもあるかもしれませんね。

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