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日本大学卒業生は100人に1人!巨大組織日大王国の闇を徹底解剖!

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日大アメフト部員による悪質タックルが大きな社会問題になっています。

指示されたという選手側と指示していないという監督・コーチ側の対立は深まる一方。
事態は泥沼化の様相を呈しています。

今回の問題で、厳しい批判を浴びたのが日大の対応でした。
広報担当者の会見での態度や監督・コーチの歯切れの悪い応対は日大のイメージを大きく損ないました。

そんな日大は日本一のマンモス大学として知られています。
そこで、巨大組織日大王国を徹底解剖したいと思います。

nitidai

日大の学生数と学部数

日大の学生数は2018年4月の時点で74,712人
2位は早稲田大学で、およそ5万人なので、以下に学生が多いかがわかります。
学部数は21(通信教育部を含む)あります。

内訳は以下の通りです。

・法学部 6,730
・法学部(第二部) 676
・文理学部 8,602
・経済学部 6,564
・商学部 5,642
・芸術学部 4,067
・国際関係学部 3,052
・危機管理学部 678
・スポーツ科学部 652
・理工学部 9,316
・生産工学部 6,318
・工学部 4,604
・医学部 753
・歯学部 823
・松戸歯学部 818
・生物資源科学部 7,076
・薬学部 1,562
・通信教育部(法学部) 1,158
・通信教育部(文理学部) 3,473
・通信教育部(経済学部) 799
・通信教育部(商学部) 1,349

日大の卒業者はおよそ110万人
日本の人口でみてみると、実に、100人に1人に相当します。

日大系列校の数

日大のマンモスぶりは大学だけではありません。
日本全国に付属校があり、幼稚園から小学校、中学校、高等学校があります。
その数は32にも及びます。

内訳は以下の通りです。

<幼稚園>
日本大学幼稚園
土浦日本大学高等学校附属幼稚園
目黒日本大学幼稚園(現 日出幼稚園)

<小学校>
日本大学藤沢小学校
千葉日本大学第一小学校
長野日本大学小学校

<高校・中学校>
日本大学高等学校・中学校
日本大学櫻丘高等学校
日本大学鶴ヶ丘高等学校
日本大学藤沢高等学校・中学校
日本大学豊山高等学校・中学校
日本大学豊山女子高等学校・中学校
日本大学三島高等学校・中学校
日本大学明誠高等学校
日本大学山形高等学校
日本大学習志野高等学校
日本大学東北高等学校
日本大学第一高等学校・中学校
千葉日本大学第一高等学校・中学校
日本大学第二高等学校・中学校
日本大学第三高等学校・中学校
大垣日本大学高等学校
土浦日本大学高等学校
岩瀬日本大学高等学校
土浦日本大学中等教育学校
宮崎日本大学高等学校・中学校
佐野日本大学高等学校
佐野日本大学中等教育学校
長崎日本大学高等学校・中学校
長野日本大学高等学校・中学校
札幌日本大学高等学校・中学校
目黒日本大学高等学校・中学校(現 日出高等学校・中学校)

日大の付属校の名称は「日大○○」「○○日大」と日大が前に付くものと後ろに付くものがありますね。

この違いは・・・

「日大○○」は日大が直接経営する直営校
「○○日大」は日大とフランチャイズ契約を結んでいる学校

つまり、正統派の日大の付属校は頭に「日大」が付くということです。

日大の年間予算は2,698億円

主な内訳は・・・

・国からの補助金100億円
・都や県からの補助金55億円
・学生生徒等納付金収入1069億円
・医療収入499億円

出典:日大平成28年度予算

年間155億円もの税金が日大に投入されているとは!
これは驚きですね。

この巨額の予算は何に使われているのか?

調べてみると、多くが人件費でした。

日大で働く教職員の給料、および退職金として年間1,057億円

ちなみに、人件費は前年度より57億円も増加しています。
人件費が急激に増えているのは、理事ら経営陣への報酬が大きなウエイトを占めるとみられています。

アメフト部の内田正人前監督は学内ナンバー2にあたる常務理事なので、かなりの収入を得ていると思われます。

日大の総資産は7,372億円

巨額のマネーを操る日大ですが、総資産はどれくらいあるのか?

調べてみると、その額は7,372億円
大学の中ではダントツの1位です。

内訳を見ると・・・

土地1,284億円
建物2,269億円
図書501億円
現金預金389億円
その他115億円

土地建物がおよそ6割を占めています。

日大の事業収入1,882億円

日大は事業収入も全大学の中でトップです。

その内訳は・・・

学生生徒等納付金1,000億円強と半分以上を占めます。
これに入学検定料や補助金、付随事業収入が加わります。

さらに、日大の事業収入を巡っては、ある会社の存在が取り沙汰されています。

日大の闇とも言われる日本大学事業部

日大には「株式会社日大事業部」という完全子会社があります。

日大がすべての株式を所有する会社で、2009年に設立されました。
クレジットカード事業、リース業、物品販売や各種サービスを手がけています。

日大関係者によると、今の理事長の肝煎りで作られた会社と言われ、その売上は年々急速に伸びています。

2013年12月期決算の売上が約7億8千万円でしたが、2017年12月決算では、何と約69.6億円
日大は学生や職員、さらに付属校など巨大なマーケットだけにおいしい商売と言えそうです。

この会社が日大の闇と言われるのには理由があるようです。

69億もの売上に対し、利益はわずか5,300万円。

日大関係者からは、「利益が低くなっているのは、役員に多額の報酬を払っているためではないか」と、財務内容を疑問視する声もあがっているといいます。

ちなみに、内田正人前監督はこの株式会社日大事業部の役員です。

となると、気になるのが、日大の役員らはどんな構成になっているのか?ということです。

そこで、日大の経営組織についても調べてみました。

日大のピラミッド経営組織図

日大の経営陣トップは理事長です。
現在は田中英壽氏が務めています。

その下には、5人の常務理事がいて、内田正人氏はこのポストに就いています。

以下、理事が36人(田中氏、内田氏含む)。
ちなみに、日大学長の大塚吉兵衛氏は理事です。

つまり、経営組織で言うと、常務理事の内田氏より地位が低いことになります。
これも驚きですね。

ちなみに、理事長の田中氏とナンバー2と言われる内田氏には共通点があります。
それは田中氏が相撲部、内田氏がアメフト部といずれも体育会出身であるということです。

なぜ日大では体育会出身者が力を持っているのか?
これにも理由がありました。

体育会出身者が日大を牛耳る理由

日大で体育会出身者が力を持つようになった理由は、今から50年前に遡ります。
それは1968年に起きた日大紛争です。

きっかけは国税局の調査で日大当局に約20億円の使途不明金が明るみに出たことでした。
これに怒った学生たちが抗議運動を行い、大学は大混乱に陥りました。

実は、この時大学側を守ったのが、体育会の学生たちだったのです。

以来、大学は体育会の学生たちを重用するようになったとされています。

ちなみに、現在の田中理事長は日大相撲部の出身で、学生横綱になったこともあります。
卒業後は相撲部の監督を務めるなどして、学内で大きな力を付け、理事長に登り詰めたと言われています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

巨大組織日大王国の裏側をみていくと、歪んだ権力構造が見え隠れします。

今回のアメフト部の問題だけでなく、経営のあり方にも改善の余地がありそうですね。

そして、もっとも被害を受けたのは、日大に通う学生たちです。

内田氏らの謝罪会見では、日大の広報担当者が日大のイメージは落ちないと言って物議を醸しましたが、学生にとってはいい迷惑です。学生には何の罪もありません。

今回の問題でアメフト部は「生まれ変わる必要がある」との声明文を出しましたが、それは日大の経営陣にもあてはまるのではないでしょうか?

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