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四天王寺どやどや 2017年の日程と見どころ

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四天王寺では、元旦から14日間、六時堂で修正会が修せられ、14日の結願の日に「どやどや」が行われます。

2017年も1月14日に開催される予定です。

四天王寺どやどやの由来

修正会は、毎年正月、天下泰平・五穀豊穣を祈願する行事で、正月に修せられることから修正会と呼ばれています。
827年(天長4年)正月に京都のお寺で始まり、以後諸大寺に広まっていったといわれています。

どやどやは、毎年正月14日の修正会結願の日に、僧侶の儀式に平行して、鉢巻とふんどしを赤白に色分けした血気盛んな若者たちが、東西から六時堂前面の拝殿に押し寄せ、双方の代表者各4名が背中合わせになり、全員で左右から押し合い揉み合い、いずれかへ押し切った方が勝ちとなりました。

東の白は生野方面の百姓、西の赤は阿倍野方面の漁師です。
このため現在も白組は東から、赤組は西から登場します。
勝負がつくと同時に六時堂前に篝火がともされ、その後、数百の牛王宝印楊枝(柳の枝にはさんだ魔除けの護符)がお堂の梁の上から群集の中に投げ入れられ、それを取ろうとして裸の群れがひしめきあいます。

持ち帰った柳の枝を水田に立てておくと、害虫がつかず豊作になると信じられていました。
このようなことから、どやどやの行事は、もと天王寺村の農家が五穀豊穣を祈願した名残りだと見られています。

どやどやの意味

牛王宝印楊枝を受けようと、どやどやと六時堂に群衆が集まることから、この習俗がいつしか「どやどや」と呼ばれるようになりました。
また、ドヤドヤ(どうだどうだ、これでも負けないか)と言って押し合ったからだともいわれています。  
昔は酉の刻(午後6時)から法要が始まり、牛王宝印楊枝を投ずるのは夜8時~9時頃だったといわれています。

現在は、混乱を避けるため、午後2時頃から始まり、参加者も特定の生徒・教職員に限定されています。
また、事故防止の観点から、楊枝を止め、護符(御札)だけがばらまかれています。 

肌が乾いていると、もみ合いの際、肌と肌がこすれて皮膚が剥けたり、火傷を負ったりするので、事故防止の観点から、裸の男たちに大きな柄杓で水をかけます。
撒水自体には、宗教的な意味合いはないそうです。

四天王寺どやどやの見どころ

やはりみどころは、寒い真冬にふんどし一丁で御札を奪い合うところ。
参加者は、全員鉢巻、ふんどし、白足袋を着用します。
ふんどしは並幅(約35cm)に切った木綿で長さが5mほどあり、半幅に折り、前袋式に締め込んでいます。
普通の水褌と比べてかなり長いので、縦廻しは二重ですが、横廻しを幾重にも巻いているそうです。
先頭集団は旗や幟を持っており、先頭が持つ赤い垂の付いた2m余りの太い竹筒は、ぼんてんといい、指揮棒の役目を果たします。
白組は白いシデの梵天に白い札の指揮棒を持ちます。

園児の部では、午後2時20分、上半身裸の園長先生を先頭に、男児と女児が仲良く手をつなぎ、赤組と白組に分かれて境内東側の本坊通用門から入場します。
園児たちは全員上半身裸、短パン、運動靴、紅白の鉢巻姿。先生方は、紅白の鉢巻に半袖、トレパン姿で、総勢300名余の大集団となります。
六時堂にのぼりお詣りをしてもみ合った後、退出しますが、園児には御札はまかれません。
園児が退出した後、前半と後半の2回に分けて本番が行われます。

前半の部は、学校法人四天王寺学園が経営する四天王寺羽曳丘高校と中学校(いずれも男女共学)の男子生徒423名に教職員31名が参加します。
午後2時45分、一行は境内南に建つ仁王門の前から二手に分かれて出発します。
「わっしょい!わっしょい!」という声とともに、 赤組は西方から、白組は東方から、亀の池の石橋南端で合流し、六時堂正面に至ります。
六時堂に集まった参加者は、般若心経を読誦のあと、もみ合いに移り、25枚の御札と呼ばれる魔除けの護符が2回まかれ、激しい争奪戦が繰り広げられます。

午後3時15分からは後半の部が始まります。
後半は、仏教系の学校法人・清風学園が経営する清風南海高校と清風高校(いずれも男子校)の生徒400名に教職員45名が出場します。
ふんどしを締めてどやどやに参加した人は、総勢1,000名余となります。

前半の部と同様、亀の池の石橋南端で合流し、六時堂に到着すると、もみ合いが始まります。
身体にかけられた水が湯気となり、もうもうと湯煙がたちのぼります。
後半の部では、1回15枚の御札が3回にわたって撒かれます。

赤組、白組、赤白全員の順に、梁から落ちてくる御札の争奪戦が繰り広げられ、それを何とか取ろうと必死に腕を伸ばす生徒たち 。
堂内は若者の発散する熱気に包まれ、騒然となります。
各回の争奪戦で御札をとった人は、毎回一列に並び、一人ずつ観客に紹介され、拍手を受けるのです。

どやどやは、昔の人々と全く同じ衣装で伝統文化を受け継ぎ、これからもこの伝統のスタイルを崩すことなく、子々孫々に受け継いでいくのではないでしょうか。

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